人気TikTokerになるコツは「ありのままの自分」

ーーオリビアさんといえば、TikTokでも人気を博しており、フォロワー数は110万人以上もいます。TikTokで人気になるコツがあったら教えてください。

TikTokのフォロワー数はさすがに自分でもちゃんと把握してる(笑)!秘訣は自然体でいること、自分らしさっていうのを自分で受け入れることが大事なのかなって思ってる。

やっぱり、人々を笑わせたいなっていう気持ちがあるの。例えば、子供の頃の自分の悲しい失敗談とかも話しながら、それをおもしろおかしく伝えるっていうことがいいんじゃないかな。例えば、私が6歳の時にニューヨークに行った時に、道のど真ん中でお漏らしをしてしまった話だったりとか、ありのままの自分をそれをおもしろおかしく伝えて、ありのままの自分をさらけ出すことや、誠実な自分とか、ごまかしてない自分っていうのがウケたんじゃないかなっていうふうに思う。

元々、自分自身が子供みたいっていうふうに思ってるところがあって、そこを見てるみんなも共感してくれてるんじゃないかな。TikTokもそういう自分の要素をうまく表現できるプラットフォームだと思っているの。例えば、フェイスブックやインスタグラムなんかは、24時間常にパーフェクトな自分を演出しなきゃいけないっていうようなプラットフォームだよね。セレブだったら、グラマラスな生活を見せるみたいな。そういうのとは違ってTikTokだったら、朝起きた時の自分の顔だったりとか、ゴミ出しするありのままの自分だったとかそういうのをリアルに伝えられるからいいんじゃないかなって思ってる!

ーー様々なTikTok動画を投稿されていますが、特にお気に入りの動画はありますか?

難しい!なんかもう2000本ぐらい動画を投稿しているから、どれがって言いにくいんだけど、自分でキャラを生んでそれによってこうちょっとしたスケッチみたいなのを披露してたりするから、そういうのは全部好き。

あー、わかった!一番好きなのは、『ハリー・ポッター』の効果音を使うタイプの動画があって、効果音を使いながらハリーから始まって、ハーマイオニー、ロン、ウィーズリー兄弟の順番に衣装を変えていくっていう動画なの。自分の中ではそれがピカイチ!いいねが1000個くらいしかつかなかったから、他のみんなは好きじゃなかったみたいだけど(笑)。自分自身はすごい気に入ってるよ!

待望の日本デビュー!EP「ジャパン・コレクション」が発売

ーー12月17日にジャパン・コレクションのEPをリリースされますが、こちらはどのようなEPになっていますか?

色々な曲や、現実、自分の体験からインスピレーションを受けた曲が多いわ。その中でも、メッセージ性がある一番好きなのは「Are We There」。世界中、そして日本でも問題になってる、いじめについての曲なの。やっぱり、いじめを減らしていかなきゃいけないっていう自分のミッションみたいなのを感じているの。メンタルヘルスのためのマニフェストを立ち上げたけど、パンデミックが起きたことによって、不安症になったりとか鬱になる人って増えてると思うの。だから、お互いに優しくしようという気持ちが大事だなと思ってる。

あと、最近「Chamaeleon」っていう曲を書きあげたばっかりで、聴く人はそれが、ハッピーでクレイジーな曲だって思うんですけど、実は躁うつ病の女の子の歌なの。ちゃんと治療を受けなかったから、自分の世界の中だけでクレイジーになってしまっているっていう。歌詞を見ればちょっと違うって分かると思うんだけど、そういう要素って大事だなって思ってる。

EPの話に戻ると、例えば「Stranger」なんかは、現実問題の歌。例えば、よく三角関係ってあると思うんだけど、まさに三角関係についての歌なの。それについて共感する人が多いなって、この曲を出して思ったわ。

「Dumb」は一番最初にミュージックビデオを撮った曲なの。初めてだったからすごい緊張したわ。ルーマニアの街中で私だってバレると、「あー! あなたオリビアでしょ?Da-di-da-da-da♪」って、みんな私の顔を見るとどうも歌いたがるんだよね(笑)。すぐ、さらにそこで「Dumb dumb♪」って始まっちゃって、なんか自分が「バカだ バカだ」って言われてるみたいになるの(笑)。

ーー1曲1曲に深いメッセージが込められているなというのが伝わってきます。そういった曲を制作する上で苦労することはありましたか?

実は、そういう自分が体験したことを曲にすることによって、「自分を解放してる」っていうふうに感じてるの。3年前に「Sick Lullaby」っていう曲を書いたんだけど、それはちょっと表面的なことばかりに囚われている女の子についての歌なの。実はそれは自分自身のことで、なんか浅いな、自分って浅いなって思っていて、でもそんな自分がすごくイヤで、それを歌詞にすることによって自分を解放することができたの。

紙に書いた瞬間、そこから自分がそういう浅い表面ばかりに拘っている女子から解放されたような気がして。だから曲にすることによって、一種のセラピーというか、そんな自分にバイバイすることができる。

それまで経験させてもらってありがとうという感じで、書くことによって自分は癒されたから、だからあなた(曲)は、他の人のところへ行って、その人を癒してあげてっていう気持ちになるの。

ーーオリビアさん自身が、曲と共に一緒に成長していってるっていう部分もあるんじゃないでしょうか?

そうね。いい旅を一緒にできるというか、アドベンチャーだしどういう方向性にいくのかなって、すごく楽しみにしているの。