「亜嵐君と麻婆豆腐を作りました」
――この役から料理を始めたとか?
中務:魚をさばくのは、ずっとやってます。得意料理は、麻婆豆腐とか、ブリ大根とか。麻婆豆腐は亜嵐君と一緒に作りました。
白濱:美味しかったです!
中務:今回は監督や演者さんに引っ張っていただいたので、周りの方に感謝です。改めて芝居って難しかったです。
――佐野さんはどうですか?
佐野:僕の場合は、SABU監督の画コンテを4日間のスケジュールで撮らなきゃいけませんでした。あの尺がSABU監督の頭の中で構築されていて、SABU監督らしい本です。ちょっと狂気を感じるシーンで銃が出てくるのはひとつのフックになるし、そういうところから緊張感とそれがほどけるユーモアを演出するのがすごい上手な方だなと思いました。音楽に対してもSABUさんの手法が散りばめられていて、現場でキャラクターを演じながら映画っていいなと思いました。
作詞家・小竹正人からのメッセージ
『BLUE BIRD』佐野玲於さん
――小竹さんが考えられた「昨日より赤く明日より青く」のタイトルについて聞かせてください。
白濱:小竹さんからのGENERATIONSへのエールとメッセージが込められたタイトルですが、歌詞を読み込んでみると、伝えたいことは、今をしっかりと生きなきゃいけないことだと思いました。明日明後日も頑張って生きていかなきゃいけないんですが、今生きているその瞬間、瞬間をより色鮮やかにしていくことが未来をカラフルにしていくんだと。そういうメッセージを僕は感じたので、GENERATIONSはもうすぐ9周年を迎えるんですが、その瞬間というものを7人で生きていかないといけないなと感じました。GENERATIONSの将来性も感じる作品でもあります。
――中務さんはどう思いますか?
中務:『昨日より赤く明日より青く』は、すごく秀逸なタイトルです。やっぱり小竹さんはすごいなと思いました。どの作品にも通して言えるのは、一瞬一瞬を生きることです。明日何が起こるか分からないですし、一瞬一瞬を各々が抱えている想いを生きて行ってほしいなと。今はコロナ禍で何がほんとに起きるか分からない時代なので、1秒1秒大切に生きてほしいなという想いが込められているんじゃないかと思います。
――佐野さんはどうでしょうか?
佐野:裕太君も言ったように秀逸なタイトルですし、小竹さんは、事務所の相当な先輩で、コンセプトプロデューサーでありながら、メンバーひとりひとりとの関係値もあります。まだまだみんな若いんだからというメッセージが込められていて、先輩であり、親のような、愛の籠った方です。こういう楽曲をくださったことは嬉しいですし、ぼくらにかけてくれる言葉が後は任せたという託された感じなので、まだまだ生きてほしいです(笑)。