食事のスピードには個人差がありますが、あなたの周りに食べるのが遅い人はいませんか?こちらの記事では、食べるのが遅い人の原因を詳しく解説します。食べるのが遅い人の特徴や、気になる対処法も併せて紹介します。ぜひ参考にしてください!
食べるのが遅い人の特徴は?
①マイペース
食べるのが遅い人の性格には、マイペースだという特徴が挙げられます。このタイプの人は、自分が食事をとるのが遅いということを自覚しておらず、特に気にかけていません。
そのため大勢で食卓を囲む時でも、自分のペースを崩すことなく食べるのです。また食事だけでなく仕事もマイペースな方が多いので、周りの人をイライラさせられることがあります。
目上の人との会食など大切な場に行く時は、食べるのが遅い人に周りがペースを合わせるよう伝えておく必要があります。会食で一人だけ食べるのが遅いと周りの人も気をつかいますし、大切な話もうまく進みません。食べるのが遅い人には、上司や同僚があらかじめスピードを合わせる必要性を伝えておくと良いですよ。
②真面目
食べるのが遅い人は、性格が真面目であることも特徴として挙げられます。性格が真面目な方は、食事はしっかり噛んでから飲み込まないと気が済まないという方が多いです。自分の中で「食べ物を口に入れたら最低30回噛む!」など、ルールを設けている場合も少なくありません。
そのため、周りの人に比べて食べるのが遅くなってしまうのです。しかし、性格が真面目な人に食べるスピードが遅いことを指摘すると、食事が辛く嫌に感じてしまう可能性があります。食べるスピードでなくご飯の量を減らすなど、悩みやストレスにならない工夫をすすめてみてください。
③一人っ子
兄弟姉妹がいない一人っ子の方は、食べるのが遅いという特徴があります。おかずを兄弟姉妹に取られるという心配がなく、食べるスピードを比較する相手もいません。そのため、大人になってもご飯を食べるスピードが遅いままなのです。また量よりも質を重視する傾向があり、マイペースに食事を楽しみたい方が多くみられます。
食べるのが遅い人の原因5パターン!
①よく噛んで食べる
食べるのが遅い原因の一つは、よく嚙んでいることが挙げられます。食べ物をよく噛んで食べるのは身体に良いと、テレビをはじめとするメディアでも取り上げられることが多いです。その情報をしっかり守って食べるため、必然的にご飯を噛む回数が増えてしまうのです。
一人の食事の時間に、よく嚙んでゆっくり食べることは問題ありません。しかし友人や同僚と食事をする際には、周りのスピードに合わせて食べることも大切です。よく噛むことが習慣になっている人は、大勢での会食では周りのスピードに合わせる対処法が必要だといえます。
②子供の頃からの習慣
食べるのが遅い人は、子供の頃からの習慣が原因であることも挙げられます。子供の時はしつけの一つとして、しっかり噛んで食べるようにいわれることが多いです。子供の頃の習慣が抜けないため、大人になってもご飯を食べるペースが変わらないのです。
子供の頃は食べるのが遅くても怒られませんし、「よく噛んで偉いね!」と褒められることもあります。しかし大人になると食べるのが遅いことは、迷惑になってしまう場合があります。本人が食べるのが遅いことを自覚していれば良いのですが、時には周りから指摘してあげるのも必要です。
③お腹が減っていない
食べるのが遅い原因には、食事の時間にお腹が減っていない状態であることも挙げられます。おやつだけでなく、ちょこちょこと間食をする習慣がある方に多いパターンです。空腹の状態とお腹が減っていない時では、食事をとるスピードに大きな差がでます。食事の時間が決まっているなら、本来は間食は控えるべきなのです。
また体調が優れない時は、普段よりもお腹が減るスピードが遅くなり、食欲が落ちる方もいます。自然と食べるのが遅くなるため、食事の誘いがあっても無理に参加しないことをおすすめします。
④極度の猫舌
食べるのが遅い原因には、極度の猫舌で食事が早く食べられないパターンもあります。一般的に猫舌とは、熱い料理や飲み物を苦手とした人を表している言葉です。根本的な治療法がある訳ではないため、猫舌であることを悩みにしている人は世代に関係なくいらっしゃいます。
猫舌の人が熱い食べ物を口に入れる時は、冷ましてからでないと舌を火傷してしまう恐れがあります。そのためどうしても食べるスピードが遅くなり、クセで他の料理を食べる時も時間がかかりがちです。
一緒に食事をする友達が猫舌であると分かっている場合は、熱いラーメンやグラタン、鍋物などのお店は避けた方が良いですよ。どんな料理が食べやすいかあらかじめ聞いておき、希望にあったメニューのお店を選ぶのも良い方法です。
⑤食事に集中していない
食べるのが遅い人の大きな原因には、食事に集中していないことも挙げられます。食事中にスマホやテレビを見ていると、目の前にある料理を集中して食べることができません。特に一人暮らしの方は何かをしたり、見たりしながら食事をすることが習慣になっているので、集中するためにも音や画像をシャットアウトしましょう。
また食事に集中できない理由の1つとして、元々食べることが面倒だという人もいます。
食べるのが遅い人の対処法は?
①食べるのが遅いことを指摘する
食べるのが遅い人へ効果のある対処法は、食事のスピードについて指摘することです。ゆっくり食べることが習慣となっている人は、自分が食べるのが遅いと自覚していない場合が多いです。
自分のペースを保っているため、周りの食べるスピードを把握することができないのです。身近な人がそっと指摘して、食事のスピードが遅いことに気づかせてあげてください。
②食事に集中させる
食べるのが遅い人に対しては、食事に集中させることも効果的な対処法です。おしゃべりをしながらや、テレビや画面を見ながらのご飯は自然と食べるスピードが遅くなります。
食べる時は相手とのおしゃべりをストップし、画面を見るのも止めさせて目の前の食事に集中させましょう。食事中の無駄な行動がなくなるので、普段よりも食べるスピードが早くなるはずです。
③食べるのが早い人のスピードに合わせてもらう
食べるのが遅い人に対しては、早い人にスピードを合わせてもらうという対処法もあります。食べるのが遅い人は、どんな時でもマイペースで食事をしてしまう習慣がなかなか抜けません。
食事時間にタイムリミットがある時は、グループで1番早い人のスピードに合わせるようにお願いしてみてください。相手と親しい間柄なら、早く食べるコツやポイントをあらかじめ伝えておくのも良い方法です。