「年収は人並み以上あるのに貯金ができない」「知らずに無駄遣いをしているかも」というあなたに、無駄を省いてお金を貯める5つの習慣を紹介します。
レシートをためない
レシートがお財布にたまっていると中身が見えづらく、お金が減っていることにも気づきにくくなりがちです。こまめにレシートを整理することで、お金の使い方を振り返ることもできます。レシートは、ためこまずに、お財布はいつもスッキリきれいにしておきましょう。
寄り道をしない
お金を貯められない人ほど仕事帰りに、なんとなくコンビニに立ち寄って、飲み物やデザートを購入するのが習慣になっている傾向です。数百円の買い物であっても、ちりも積もれば山となります。寄り道をしそうになったらちょっと立ち止まってみてください。案外寄り道をしなくても困らないことに気づくでしょう。
迷ったら長い方を選ぶ
夜、スーパーへ行くと賞味期限や消費期限が近い値引き商品がたくさん売られています。安いのだからとつい手が伸びてしまうかもしれません。しかし、例えば2割引で購入したとしても、捨ててしまったら全額が損失となります。その日のうちに使い切るような場合には良いのですが、そうでない場合はできるだけ賞味期限や消費期限が長い食材を選ぶようにしましょう。
前日のうちに持ち物をそろえる
忘れ物はムダ使いの元です。朝の慌ただしい時間に支度をすると、忘れ物をしやすくなります。その結果、傘やハンカチななどを外で購入してしまうことになります。普段から持ち物を管理できていないタイプの人は、持ち物が増えると、より一層管理しにくくなるため、さらに忘れ物をしやすくなるかもしれません。前日にしっかり持ち物をそろえておけば、このような無駄を省くことが期待できます。
80%収納を心がける
収納するときは、20%程度余白を残すよう物を減らしてみましょう。家計に優しいだけでなく片付けもラクになります。「整理整頓が大切」といっても、収納スペースいっぱいに物が入っていては、「どこに何があるのか」がわかりづらくなりがちです。調味料を買ってきたら買い置きがあったり、服を買ったら似たようなものを持っていたり、というような重複買いの原因となります。「お金をためる5つの習慣」は日ごろのささいなことの積み重ねです。できることから始めて、貯蓄体質に変身しましょう。
文・小谷晴美(ファイナンシャル・プランナー)
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