かけるべきものに、きちんとお金を使うのがオトナ

社会人になると、自分が働いた成果がそのまま給与に反映されることもあり、「お金」に対する興味が増していきます。20代半ばを超えてからは特に。ライフステージが変わる友人が増えることにより、なおさらお金に対しての焦りを感じるようになるのです。

会社から支払われる給料の中から余ったお金を毎月コツコツと貯金していき、預金額が1000万円を達成する人もいれば、反対に貯金はゼロのまま、自分の好きなように使っていく人も。お金に関する価値観は人それぞれ。

けれど、結婚や出産、老後など、将来に対して安心感を求める人の場合、多少なりとも貯金はしておきたいものです。とはいえ無理な節約はストレスになるだけではなく、働くモチベーションにもなりませんよね。

大切なのはお金をかけるべきものにはきちんとかけていくことです。“貯める”と“使う”のバランスを上手にとって、良いお金の使い方を身につけましょう。

美容代

1.働く女子20代のうちにお金をかけておくべきこと
(画像=『Cinq』より引用)

年齢を重ねていくと、お肌の状態や体型のたるみなど、これまでには気にならなかったことが気になるようになります。ただ、美容に使えるお金には限りがあるため、どれにお金をかけるかは厳選しなくてはなりません。

コスメはプチプラでも、基礎化粧品にはお金をかける人もいれば、ネイルには毎月行くけど、美容院は3ヵ月行かないといった、「どの部分でキレイでいたいのか」というこだわりがそれぞれにあるはずです。こだわっている部分にだけはお金をかけてもOK。その代わり自分に合う化粧品やお店に絞るというようにメリハリをつけることです。

興味本位でコロコロと使いどころを変えていては、お金はどんどん飛ぶばかり。
化粧品なら試供品を試すなど、必ず買う前に自分に合うのかをチェックするクセをつけましょう。

毎日使っているアイテム

2.働く女子20代のうちにお金をかけておくべきこと
(画像=『Cinq』より引用)

毎日使っているアイテムは「安いものでいい」と思いがち。

ですが、「コンフォート原則」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
これは、毎日長時間使うものにお金をかければ、満足感を得られる本当に賢いお金の使い方ができるよ、という考え方で、お金を最大限有効活用したい方や、買い物で幸福感をたくさん得たい方のための原則です。

例えばお財布も毎日手にするアイテムですが、良い財布だと良質なレザーや耐久性が高いのも魅力です。すぐに壊れてボロボロになる財布を何度も買い替えるより、良い財布の方が長持ちをして節約になります。

毎日使う定番アイテムは、ちょっとお金をかけても長く使えるアイテムを選ぶようにしましょう。

食事

3.働く女子20代のうちにお金をかけておくべきこと
(画像=『Cinq』より引用)

お金がないと気づいた時、もっとも削りやすいのが食費です。
けれど「ダイエットのためにもなるし」と食事をサラダだけにする、なんて生活を続けていたら、健康だけでなく美容にもマイナス。

偏った食事で体を壊して通院したり、お肌がボロボロになって美容代がはね上がるようでは意味がありません。おいしい食事からは、肉体的な健康だけでなく、精神的な健康も得られます。食事によって、元気をもらい、それが日々の幸せな生活に直結するのです。

とはいえ毎日外食しても良いわけではなく、自炊でバランスの良い料理を作ったり、食材をオーガニックにするといったお金のかけ方が一番健康的です。働き女子なら食事から作られる栄養を認識し、バランスの良い食事を心がけましょう。