年末年始はいつも以上に断捨離をしたくなります。 そしてお部屋だけでなく、心も身体もスッキリさせたくなるのではないでしょうか。

そんなあなたには瞑想がおすすめ。

年末年始に自分のために時間を確保し、じっくりと瞑想を行いませんか?

ここでは瞑想が苦手な方でもできる「本当の自分に戻るためのワークつき瞑想」をご紹介。

今年も大人気だった瞑想!なぜ瞑想がそんなに注目されるの?

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

ここ数年、瞑想(またはマインドフルネス)が流行っています。

なぜなら瞑想にはさまざまな効果があることが、科学的に次々報告されるようになっているから。

すでにアメリカでは、マインドフルネス瞑想は医療現場でも採用されていると聞きます。

瞑想やマインドフルネスの具体的効果は「集中力が増す」「生産性が上がる」「直感が冴える」「人間関係が改善する」「ポジティブになれる」「リラックス効果がある」「睡眠の質が高まる」「ストレスが軽減する」など多岐にわたります。

ただ座って静かに瞑想をするだけでこれらの効果が得られるのですから、経営者やアスリートなどストレスフルな世界に生きる人ほど瞑想に夢中になっているのです。

ヨガにおける本来の瞑想の目的は?

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

しかし、ヨガにおける本来の瞑想の目的は「悟り」や「解脱」に到達すること

その境地をヨガでは「サマディ(三昧)」と言い、完全に自我が消失し、つまりあらゆる苦しみや煩悩からも解放された状態で、それはこの上ない「至福」だと伝えられます。

そもそもヨガの考えでは、私たち一人一人は誰もが「真我」の存在だと考えられます。

真我とはただの「I am」の状態で「本当の自分」のことです。

しかし私たちは経験や知識を重ねるほど、本当の「I am」の部分から遠ざかってしまいます。

例えば「私は○○会社の▲▲部に所属する□□です」と自己紹介をしたとします。

この時に●や▲で語られる部分はすべて時間とともに変化するものであり、あなたの本質とは関係ありません。

しかし私たちは生活に追われるほど、この本質とは関係のない部分に囚われ、それが苦しみの原因になるとヨガでは明確に教えられているのです。

肩書きが多い人ほど「I am」の後ろにさまざまな肩書きや説明をつけたくなり、「I am」からは離れるでしょう。

私は過去にヨガのプラクティスの一環で「職業や国籍、年齢などを使わずに自己紹介をしなさい」と先生に課題を与えられたことがありますが、非常に苦労しました。

それだけ自分の本質から離れているということでした。

話を戻すと、瞑想することの本来の目的は、このただの「I am」に戻ることとも言い換えられます。

純粋なただの「私」に戻った時にあるのが、「本当の、揺らぎのない、誰にも邪魔されることのない」「至福」なのです。

そしてこの状態が極まることが「悟り」への道につながります。