夏バテしていませんか? 夏バテしてしまうとどうしても、胃の調子が落ちてしまいますよね。

それでも食べられないと、体力がつかず、ますます体調不良に陥ってしまいます。

そんな悪循環を断ち切るためにも、胃の調子は整えておきたいところ。

今回は、胃の調子を整えるツボをご紹介していきます。

そもそもツボとは?

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

ツボ押しなどと気軽に口にしますが、そもそもツボとはどんなものか詳しく知っていますか?

ツボというものは、いくらカラダを解剖しても見つかりません。

胃袋や腸のように、存在しているものではないのです。

ツボは、東洋医学からきた考え方で、カラダの中に生命エネルギーの「気」のようなものが流れていると考えられています。

「気」の通り道のことを経絡と呼びますが、経絡には経穴という気の出入り口がいくつもあります。その経穴こそがツボです。

気の出入り口であるツボを押すことで、気の循環がとても良くなり、カラダの調子が整っていくというのが東洋医学の考え方なわけですね。

では、ここから胃の調子を整えるために効くツボをご紹介していきたいと思います。

胃に関係するお腹のツボ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

中浣

ちゅうかんと読むこのツボは、みぞおちとおへその真ん中辺りにあります。

内臓機能が良くなり、カラダ全体がシャキッと元気になります。

夏疲れしているという方にオススメのツボになります。

関元

かんげんと読むこのツボは、おへそから、指4本分下にあります。

このツボを押すことで、お腹の冷えや便秘の解消につながります。

冷房などで、お腹が冷えているという方、意外といらっしゃるのではないでしょうか。

そんな時に、このツボを押してみると効きますよ!

天枢

てんすうと読むこのツボは、おへそから指3本分、外側にあります。

消化器の不調改善によく効くツボになります。

最近、消化が悪くて食欲がないという方は、ぜひ、このツボを押してみましょう。

手のツボ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

大陵

だいりょうと読むこのツボは、手首の横ジワの中央部分にあります。

消化機能の不調を緩和してくれるツボになります。

食欲不振で、すぐに気持ち悪くなってしまうという方は、このツボを押してみても良いでしょう。

内関

ないかんと読むこのツボは、手首から指3本分ひじ寄りにあるツボになります。

胃のムカムカをやわらげてくれ、ストレスによる胃の痛みにも効果があります。

ストレスで胃がキリキリ痛い時に、ぜひとも押してみましょう。

また、つわりや乗り物酔いなどの時にも、こちらのツボを押すと楽になります。

ぜひ、お試しください。

労宮

ろうきゅうと読むこのツボは、手のひら中央のくぼみ部分にあります。

食欲がなかなか出ないという時に効果がありますし、また吐き気にもよく効きます。

夏バテで食欲がわかなかったり、吐き気が強いという場合には、このツボを刺激してみると良いでしょう。

太淵

たいえんと読むこのツボは、親指つけ根にある骨の出っ張りの下にあります。

食べすぎて苦しくなり、ゲップが出てしまうことってありませんか?

そんな時には、このツボを押すと、少し苦しさがやわらぎますよ。