販売部数が見込める

読者層が広がることから販売部数も上乗せできます。また、監修者が大学で教えていて自分の講座でテキストに使用する場合など、まとまった部数が購入されることになりますので、編集者さんには安心材料になります。

伝手ができる

そもそも先に監修者を見つけることができれば、出版社を一から探さなくても、監修者がすでにお付き合いのある出版社に紹介してくれることが期待できます。紹介であれば、企画書もきちんと検討していただけるでしょう。

このようなメリットから、企画書をつくる際には、ぜひ監修をつけることを考えてみてください。

「でも、監修をしてくれるような先生なんて知り合いにいないし……」と思うかもしれませんが、どんなきっかけでご縁ができるかはわかりません。たとえば、私の最初の翻訳書は、イベントの打ち上げで大学の先生をご紹介いただいたことがきっかけで、監修をしていただきました。出版社にもその先生が持ち込んでくださったので、企画も通りやすかったのです。

また、新刊の著書では林望先生に監修をしていただきましたが、ご縁ができたのはカルチャーセンターの講座でした。最前列で「おお~、これは面白い!」と前のめりに受講していたことがきっかけで、先生の主宰する句会に参加させていただくことになり、今回の監修にもつながったのです。

最近はオンラインでの講座やイベントも増えていますし、地方や海外在住の方にとっても、以前よりチャンスがあると思います。講師と直接お話はできなくても、チャットで質問を受け付けている講座もありますし、そこで印象に残るような質問をすれば、覚えていただける機会もあるでしょう。そのうえで連絡先を公開されている方であればコンタクトをとってみたり、非公開なら講座やイベントの事務局を通してお願いしたりできるでしょう。ぜひ試してみてくださいね。

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