冷え性がもたらす症状

『冷え性を改善する食べ物』を食べて体を芯から温めよう
(画像=PlusQualityより引用)

では冷え性がもたらす症状とはどのようなものなのでしょうか。具体的な症状を以下にまとめてみました。

・風邪をひきやすい

・肩こり・胃痛が気になる

・手足の末端が特に冷える

・トイレが近く夜中に何度も起きる

・胃腸が弱く、すぐに下痢をする

・イライラや不眠がある

・体がだるく疲れやすい

・手足がむくみやすい

・貧血である

・平熱が36℃以下と低体温傾向にある

といった症状があれば、冷え症が進行しているかもしれません。

冷え性の改善に効果がある食べ物や飲み物とは

このような辛い症状を引き起こす冷え性は、体が温まる食べ物を中心に摂取することで徐々に改善が見込めます。ここからは冷え性改善に効果のある具体的な食べ物や飲み物を7つまとめています。

どれも馴染みのある食材や飲みものが多いので、ぜひ参考にしてみてください!

①しょうが

『冷え性を改善する食べ物』を食べて体を芯から温めよう
(画像=PlusQualityより引用)

体を温める食べ物として代表的な食材といえば「しょうが」です。しょうがには「ジンゲロール」という成分が含まれています。これには血行を促進し、身体を温める効果があります。しょうがは生で食べても効果はありますが、加熱するとよりその効果が高まると言われています。

冬の時期はスープに入れたり、炊き込みご飯のアクセントとして加えても良いでしょう。その他にも、しょうがは食欲を増進させる働きを持っています。夏の時期に食欲が落ちてしまうという方は、夏バテ防止のためにしょうがを食べるのもおすすめです。

②かぼちゃ

『冷え性を改善する食べ物』を食べて体を芯から温めよう
(画像=PlusQualityより引用)

秋から冬の時期にかけて旬を迎える「かぼちゃ」には体を温める効果があります。なぜかというと、かぼちゃには冷え性に効果がある「ビタミンE」が豊富に含まれており、血行を促進させ体を内側から温めてくれるのです。

そんなかぼちゃは煮物にしたり、薄く切り油で揚げてかぼちゃチップスにするなど様々な形で取り入れることができる食べ物です。またお菓子の材料としてもかぼちゃは用いられていますので、お好みな調理方法で冷え性改善に役立てみてはいかがでしょうか。

③発酵食品

『冷え性を改善する食べ物』を食べて体を芯から温めよう
(画像=PlusQualityより引用)

美肌効果を持っていることで有名な「発酵食品」です。発酵食品に含まれている「酵素」と「たんぱく質」には代謝を促進させる効果があり、摂取することで体を温めてくれます。

そんな効能を持つ発酵食品は味噌、納豆、チーズ、キムチなど種類も豊富です。どれも身近な食べ物で、無理なく食卓に取り入れられるところも魅了的でしょう。

発酵食品に含まれる「酵素」は熱に弱い性質を持っているため、冷え性の改善で取り知れるのであれば熱ぜずに生で食べる方がよいでしょう。

④かぶ

『冷え性を改善する食べ物』を食べて体を芯から温めよう
(画像=PlusQualityより引用)

1年を通して食べることのできる「かぶ」には、ビタミン、ミネラル、カルシウム、鉄など様々な栄養が豊富に含まれています。かぶは根の部分と葉の部分で栄養素が異なります。かぶの根には消化酵素や免疫力強化に有効な「ビタミンC」、「イソチオシアネート」という成分が含まれており、胃腸を温める作用があると言われています。

一方の葉は、根よりもさらに栄養が豊富で、鉄分や葉酸を多く含み、貧血の予防や血行改善が期待できます。

かぶも生で食べる方が効果が得られやすいと言われているので、サラダや浅漬にすると食べやすいでしょう。

⑤ココア

『冷え性を改善する食べ物』を食べて体を芯から温めよう
(画像=PlusQualityより引用)

ここまでは体が温まる食べ物をまとめました。続いては手軽に取れる飲み物を3つご紹介します。

まずは「ココア」です。甘くてホッと一息つける飲み物として、子どもから大人まで好きな方は多いのではないでしょうか。なぜココアが冷え性に効果があると言われているというと、ココアに入っている「テオブロミン」、「カカオポリフェノール」といった成分が血行を促進させる効果を持っているからです。

特に効果が得られる飲み方は、味が調整されたココアより「ピュアココア」と言われる添加物のないカカオ豆100%のココアを飲むと良いとされています。ただ、ピュアココアはそのまま飲むと苦みを感じるため、ミルクやはちみつなどを足して飲むととても飲みやすいでしょう。