1日にスマートフォンを見ている時間は、想像以上に長いもの。
スマホは人とのコミュニケーションや情報収集に大切なツールですが、見過ぎると姿勢が悪化することも。
今回は悩んでいる方も多い、“スマホ首”を改善するヨガポーズをご紹介します。
スマホ首とは?
スマホやパソコンを使っている時は、自然と画面を覗くために首が前に出て、うつむいた姿勢になってしまいますよね。
そのような姿勢を続けていると、首にあるべきナチュラルなカーブがなくなり、首の骨がまっすぐに近づいたストレートネックを引き起こしてしまいます。
この“ストレートネック”は長時間のスマホの使用などにより起こりやすく、スマホの普及とともに増加傾向にありました。
そのため、ストレートネックは別名を「スマホ首」と呼ばれているのです。
人の首は、本来であれば緩やかにアーチを描いています。
そのアーチによって、頭の重さをうまく支えることができるのです。
ですが、ストレートネックになると、アーチによって緩和されていた負担が、首や肩に直接かかってしまい、さまざまな不調の原因となってしまいます。
今や日本人の8割が、このストレートネックかストレートネック予備軍に当てはまると言われています。
スマホ首のデメリット3つ
スマホ首(ストレートネック)になると、どのような不調を引き起こしてしまうのでしょうか?
主なデメリット3つをご紹介します。
肩こり、首こり
スマホ首(ストレートネック)になると、頭の重さがサポートされずに、直接、首や肩に負担がかかってしまいます。
そのため、肩や首の筋肉が酷使され、肩こりや首こりを引き起こすのです。
首や肩の筋肉に疲労が溜まり硬くなると、頭部の血流が悪くなり、頭痛やめまいなどの原因にもなります。
二重アゴや顔のたるみ
スマホの画面を覗き込む時、スマホのガラスにふと映り込む自分の顔は、ベストな状態ではないはずです。
うつむいている状態では、重力の影響で二重アゴになっていたり、顔にはたるみができていたりしてしまうもの。
そんな状態を長く続けてしまうと、その二重アゴやたるみは一時的なものではなく、消えないものとして染み付いてしまうのです。
姿勢の悪化
スマホ首と姿勢の悪化はセットと言えます。
猫背の姿勢になる時はスマホ首になっており、スマホ首になる時は背中も丸く、猫背になっているもの。
スマホ首になることで姿勢は悪化してしまうし、スマホ首を改善することは、姿勢の改善につながります。