「楽しそう」じゃなくていいから、人の悩みやコンプレックスを小さくするお手伝いがしたい
仕事をしていく上で大変だなと感じたことはありますか?
『ナチュレーヌ』で扱っているウィッグの話をすると「カツラみたい」だとバカにされることも多々ありました。反論するのも面倒で、何も言えないまま悔しい思いをして帰ることもありました。
けれど最近は薄毛の人が増えたこともあってか、クリニックや薄毛に関する商材も増えているように感じます。人にからかわれたりするような苦い経験をすることも少なくなって、むしろ人の役に立っていると実感することの方が圧倒的に増えました。
もっともやりがいを実感するのはどんな時ですか?
お問い合わせをいただいてから、個人美容室かまたは自宅出張で試着を行い、その人にあった髪質、カットとカラーでウィッグを完成させます。ウィッグが仕上がった時に、別人のように明るい表情になったお客様の顔をみるとやりがいを感じられずにはいられません。
初回のカウンセリングを行なっているときに泣き出す人もいるくらい、薄毛が大きなコンプレックスになっている人もいるんです。そのコンプレックスを少しでも小さくするお手伝いをできることが今のやりがいです。
野本さんが大切にしていることは?
とにかく諦めないこと、あとはやめないことです。
女性起業家というと「キラキラ起業家」と捉えられたり「なんだか楽しそう」という風に言われたり。一見、聞こえはいいのかもしれません。
けれど、実際には、仕事は地味なことの積み重ねです。
事業を始めても、すぐに結果がでるわけではありません。会社員とは違って収入には波があるのが当然ですし、利益だけの話だけではなく、忙しくて体力的に辛いという思うこともあります。
けれど、だからといってやめないこと。踏ん張り続けることが大切です。そこで最大の武器になるのが、仕事への愛情です。利益よりも何よりも、愛を持って取り組める仕事があること。これが私の最大の武器だと思っています。
提供・Cinq(サンク)ーよくばり女子のはたらき方
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