テアニン
緑茶も積極的に飲むとストレス解消の効果があります。緑茶を週に4杯以上飲む人は、3杯以下の人よりうつ病の人が少ないという調査報告があります。
テアニンは、緑茶のほか、葉物野菜、納豆、魚、お茶に含まれています。
ビタミンB群
ビタミンB群は、脳や神経の調子を整える作用があり、うつ病やストレスの改善効果があります。なお ビタミンB群が不足した場合には、不安神経症(不安感にかられやすい病気)の発症リスクが高まることが知られています。
マグネシウム
うつ病で自殺企図あるいは自殺未遂経験のある患者では脳脊髄液中のマグネシウム量が低いこと、抗うつ薬は脳内マグネシウム量を増やす作用があること、糖尿性うつ病患者へのマグネシウム投与で成果をあげていることなどから、マグネシウムはうつ病に有益であるとする報告があります。
マグネシウムを含む食品としては、葉野菜、ナッツなどがあります。
ビタミンC
ストレスを受けると、体内では細胞を傷つける様々な物質が生成されることが分かっています。「ビタミンC」には、細胞が破壊されることを防ぐ作用があります。 ビタミンCは、レモンなどの柑橘類 や イチゴに豊富に含まれています。
カカオ成分
砂糖の添加を減らし、カカオ成分の割合を高めたダークチョコレートがお勧めです。 カカオには 抗酸化作用や美肌効果、ストレス解消、心疾患リスクの軽減といった効果があります。
オメガ3系脂肪酸
現代人に不足していると言われる「オメガ3系脂肪酸」ですが、脳の働きを高める作用があり、ストレス解消に効果的です。 オメガ3系脂肪酸は、イワシ、サバなどの青魚、アブラナ(キャノーラ)、ダイズ油、エゴマ油などに含まれています。
イラスト:ぶちねこなみさんによるイラストACからのイラスト
終わりに
食べること自体、ストレスの改善に役立ちます。
ですが、ストレスが蓄積すると、太ることがあります。これを「ストレス太り」と呼びます。逆に、食事制限ダイエットも度が過ぎると、栄養不足からのストレスが蓄積するので注意が必要です。
食事は適切な量とバランスをとることがもっとも大切。 ぜひこれらの食品をとることを日頃から意識してみてくださいね。
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