日本第2位、第3位の大きさを誇るふたつのテーマパークをはじめ、愛知県には楽しくて思いっきり遊べるレジャースポットがたくさんあります。また金のシャチホコで有名な「名古屋城」に、国宝である「犬山城」と観光名所も多く、ファミリーやカップル、友達との旅行とどんなスタイルの旅行でも楽しめます。この記事では、愛知県でおすすめしたい観光スポットをご紹介していますので、愛知県を旅行する際の参考にしてみてくださいね。
1. 博物館明治村
日本のテーマパークでは第3位の広さを誇る広大な敷地に、明治時代を中心とする価値の高い60以上の建物を移築・保存しています。明治時代にタイムスリップした気分の村内は1丁目から5丁目まで存在し、重要文化財に指定されている聖ヨハネ教会堂をはじめ、芝居小屋の呉服座など歴史的に価値ある建築物が見放題!
明治時代風ドレスや矢絣・袴姿に着替えて散策することもでき、もっと気軽に、衣装を着て記念撮影だけのプランもあります。
また村内では、日本で初めて開通した市内電車「京都市電」も毎日運行しています。明治43~44年にかけて製造された車両で、つり革や座席など、そのレトロな雰囲気が当時を偲ばせてくれます。
アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトが設計した、5丁目にある帝国ホテル中央玄関の2階では、優雅な雰囲気のなか本日のケーキ&コーヒーセットが味わえたり、1丁目の大井牛肉店では、文明開化の象徴牛鍋を楽しめるなど、レストランやカフェ、そしてお土産店も充実しており、一日楽しめますよ。
2. 野外民族博物館 リトルワールド
日本のテーマパークでは第2位の敷地面積を誇ります。世界70カ国から集められた約6,000点もの民俗資料を展示する本館展示室と、世界23カ国、32棟の家屋が建ち並ぶ野外展示場からなり、世界一周旅行気分を味わえます。
そんな広い園内を一周すると2.5km。10~15分間隔で走っている園内バスがあり、自由に乗り降りすることができるので、バスもぜひ利用してみてくださいね。
園内にはゾーンⅠ〜ゾーンⅧまでの8つのエリアがあり、例えばゾーンⅠは「石垣島・アイヌ・台湾」、ゾーンⅣは「ドイツ・フランス・イタリア」といった内容で展示がされています。各ゾーンで展示されている家屋には、家具などが細部まで忠実に再現しており、ここに人が住んでいてもおかしくないくらいのクオリティです。
園内に点在する家屋のうち、ドイツやイタリア、インドをはじめとする11の家屋で民族衣装を体験することができ、手頃な料金で試着が可能。またインド料理、トルコ料理、インドネシア料理など世界のグルメが楽しめるレストランや、各国のお土産店と、さまざまに楽しむことができます。
3. 愛・地球博記念公園モリコロパーク
2005年に開催された万博『愛・地球博』の長久手会場跡地を利用してできた、愛知県最大級の公園です。
もっとも人気があるのは「サツキとメイの家」。映画『となりのトトロ』に登場する、サツキとメイの家を再現したもので、ジブリの世界を体感できます。
そのほか万博期間中には迎賓館であった建物を利用した「愛・地球博記念館」や、アイスショーも開催されるスケートリンク、東海エリアでは最大の高さを誇る大観覧車など、さまざまな施設が揃います。
4. リニア・鉄道館
JR東海が運営する鉄道ミュージアムです。
歴代の東海道新幹線を中心に、在来線や次世代の超電導リニアなど39両の実物の車両を展示。2027年に開通を控えるリニアの実物は必見ですよ!
また超電導リニアの展示室では、リニアの技術を紹介するほか、時速500kmを模擬体験できるリニアの実物大の客室コーナーもあり、子どもも大人も楽しく学べます。
そして館内のデリカステーションでは、名古屋駅で販売されている駅弁や、ミュージアム限定のお弁当を購入し、いただくことができます。
5. 名古屋城
名古屋のシンボル、”金のシャチホコ”がのる大天守閣の最上階からは、名古屋を一望!その他の階には名古屋城の歴史を伝える展示がしてあり、実物大の金のシャチホコに乗ったり、城下町を再現したフロアを歩いたり。このフロアでは夜明けから日没までを光などで表現し、城下町の一日を体験することができます。
そして本丸御殿は必ず訪れましょう。豪華絢爛、ゴージャスな金箔のふすま絵は感動ものです!さすが名古屋の城と納得せざるを得ません。2013年から順次公開されてきており、2018年6月には上洛殿や上御膳所など、4つの部屋が完成し、完全復元された状態で公開されます。
また2018年3月29日にはお城の正門付近と市役所の近くになごやめしが味わえる「金シャチ横丁」がオープンしました。正門近くにある「義直ゾーン」と東門近くにある「宗春ゾーン」と2つのエリアで分かれており、城下町のような街並みを再現した「義直ゾーン」には、名古屋の郷土料理(なごやめし)が食べられる老舗が集まっています。
一方「宗春ゾーン」には、お洒落なレストランやラーメン店、イタリアンバルなど、今後ブームが期待できるグルメを堪能できるお店が集結。
6. 東山動植物園
イケメンゴリラとして話題となった「シャバーニ」がいるのが、東山動植物園です。イケメン!と言われながらも、じつはメスのゴリラということが判明し、さらなる話題をよびましたね。
全国にある動物園のなかでも1位2位を争う人気の東山動植物園ですが、なんと広さは東京ドーム13個弱!一日では周りきれない大きさです。”動植物園”という名前の通り、敷地内には動物園だけではなく、植物園、そして遊園地もあります。
動物園には約500種類の生き物が飼育されており、国内最大級のゾウ舎や、全国の動物園でも東山動物園唯一の施設「世界のメダカ館」など、さまざまな見どころがあります。とくに人気があるのが、コアラ。日本でコアラが見られる動物園は2017年現在8ヶ所しかなく、東山動物園では、初めて日本にコアラがやってきた1984年当時からずっと飼育されています。