仕事が忙しく運動不足が続くと、カラダをまっすぐに保つ筋肉が落ちてしまい、姿勢が崩れやすくなってしまいます。
肩こりや腰痛持ちの方は、気が付かないうちに、猫背・反り腰になっているかも知れません。
今回は、そんな猫背・反り腰を改善するヨガポーズをご紹介します。
あなたも猫背・反り腰かも?
自分の姿勢が、猫背や反り腰かどうか、チェックしたことはありますか?
まっすぐ立ったときに、頭、肩、お尻、カカトが一直線上にあり、背骨が自然なS字を描いているのが理想的な姿勢です。
しかし、日々の生活習慣などにより、姿勢は崩れてしまいがちに…。
「猫背」とは、背中が丸まって首が前傾している状態のこと。
骨盤が後ろに傾くことで、バランスを取るために背中が前に丸くなってしまうのです。
一方で「反り腰」とは、腰が必要以上に反ってしまう状態のこと。
骨盤が前に傾くことで、起こりやすい症状です。
猫背も反り腰も、カラダの内側にあるインナーマッスルの筋力が低下し、骨盤がまっすぐに保たれないことが大きな原因となっています。
猫背と反り腰は同じ要因で起こることが多く、猫背の人が無理に姿勢を正そうとして、反り腰になることも多いのです。
猫背・反り腰によるカラダの不調3つ
猫背や反り腰は、見た目だけではなく、カラダの内部にも悪影響なもの。
慢性的なカラダの不調は、姿勢の歪みから起こることも多いのです。
猫背・反り腰によるカラダの不調3つをご紹介します。
肩こり・腰痛
まっすぐな姿勢が歪み、猫背や反り腰になってしまうと、一部の筋肉に必要以上の負担をかけてしまいます。
特に肩甲骨まわりや、腰まわりの筋肉がこわばっていることが多く、肩こりや腰痛などの原因となってしまいます。
猫背は肩こりになりやすく、反り腰は腰痛を引き起こし安いでしょう。
ストレートネック
首の骨は緩やかに湾曲しているのが、正常な状態です。
『スマホ首』とも呼ばれる『ストレートネック』とは、日常的に首を前に出して、スマホを見たりパソコンを使ったりしていると、あるべき首の湾曲がなくなってしまう状態のこと。
ストレートネックは、首こり・肩こりだけではなく、頭痛やめまいを引き起こしてしまったり、二重あごや顔のたるみの原因にもなってしまうのです。
太りやすい
猫背・反り腰はカラダをまっすぐに支える筋肉が衰えている証拠でもあります。
カラダが歪むと、内臓の位置が下がり、ぽっこりお腹はもちろん、内臓の働きが悪くなってしまい、代謝の低下や血行不良などを引き起こし、太りやすく痩せにくいカラダになってしまいます。