結婚するまでは優しそうな人だったのに籍を入れた途端、嫁いびりをしてくる鬼姑に豹変(ひょうへん)、というのは意外とよくある話。  

ただし、なかには交際中から彼氏の母親が彼女いびりをするケースもあるようです。

交際しただけで嫁いびり!「これじゃ嫁は務まらない」とうるさいプレ姑問題
(画像=『女子SPA!』より引用)

写真はイメージです(以下同じ)

彼氏の母親は、最初から気に入らない様子

 25歳とき、金融機関に勤める2歳年上の男性と付き合っていた那須涼香さん(仮名・35歳)もそんな彼母からいびられた苦い経験を持つひとり。初めて会ったときの対応も明らかに気に入らないといった様子で、それはひどいものだったといいます。

「交際を始めてからちょうど3か月くらい経ったある日、すでに合鍵を渡されていたので彼のマンションを訪れ、晩ご飯を作りながら帰ってくるのを待っていました。そしたらいきなり彼のお母さんが来たんです。  

入ってくるなり『アナタがウチの子の新しい彼女の涼香さん? ふ~ん』と全身を値踏みするようにジロジロと見られました。この第一声や態度にものすごく上から目線の人だなと、正直、いい印象は持てませんでした」  

涼香さんは料理の手をいったん休めて挨拶しましたが、それからは矢継ぎ早の質問攻めにあったとか。家族構成や親の勤務先、学歴などを根掘り葉掘り聞かれ、「ちょっと釣り合わないような気がするけど、まあいいでしょう」と彼母。この言い草にア然としてしまいます。

「この人は私と親しくするつもりがない、むしろ敵視していると、さすがにわかりました。結婚したら100%嫁いびりされるだろうなって。  

彼とは付き合ってから日が浅いこともあって結婚の話はまだ出ていませんでしたが、当時は20代半ばですからそこは年齢的にも意識するじゃないですか。けど、このお義母さんじゃ彼がきちんと守ってくれなきゃ無理だなと感じました」