心が安定しているときは、小さな幸せを貯金しておく(書いておく)

精神的に不安定なときだけ書いていればいいというわけではありません。心が安定しているときも、できれば紙に書き出す時間をつくり、今の自分の立ち位置を確認しましょう。仕事が軌道にのりはじめると、どうしても自分に自信をもてるようになり、周囲に対しても威圧的な態度をとりがちになります。

心が安定しているときこそ「座れないと思っていたら、電車で座れた」「ランチをご馳走していただいた」など、小さな幸せを手帳やノート、メモ帳に書き留め、ポジティブな流れを貯金しておくことが大切なのです。

「書く」という行為は、人の心を豊かにする

紙に書き出したから、今すぐに夢が叶うわけではない。紙に書き出したから、今すぐストレスから解放されるわけでもない。

けれど間違いなく言えるのは、何度も書き出しているうちに人の心は確実に豊かになっていくということ。心の筋力もつきはじめ、泣きたくなっても暗い夜を乗り越えるだけでの筋肉が、書く魔法によって、ついているのです。

パソコンやスマートフォンの時間が長くなっているからこそ、たまには美味しいコーヒーでも飲みながら、自分の思いの丈を綴りましょう。

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