自分の意思で相手を尊重する「Iメッセージ」

では、これをIメッセージにするとどうなるでしょうか?
Iは自分のことを指します。つまり「自分がどう思っているか」を相手に伝えれば良いだけなのです。

「私は、◯◯さんみたいに、仕事が早くこなせる人になりたい」

こう相手に伝えるのが、Iメッセージです。自分が尊敬していることはもちろん、尊敬している理由が具体的にメッセージに込められていますよね。たとえぶっきらぼうに返答をされたとしても、実際に言われて「心地が悪い」と感じる人は少ないはずです。

感謝の気持ちを伝えるのもGOOD

もう一つは、素直に感謝を伝えることです。
これは上司に限らずですが「ありがとう」や「ごめんなさい」が自然と使える人は、人から好かれる傾向にあります。

自分に協力的になってくれる上司に、「いつも的確なアドバイスをありがとうございます」と口にするようにしましょう。やってもらえることが当たり前ではありません。

「ありがとうございます、ありがとうございます」と何回も繰り返し使うのはいただけませんが、ここだ! という場面で、感謝の気持ちを伝えることはとても大事なことです。

自分の言葉で、感謝と尊敬の意思を伝えること

いかがでしたか?
「お酒の席を誘われた時に断らない」というのも、上司から好かれる手段かもしれません。上司との接点が増えるのは間違いない事実だからです。

けれど、付き合いが多い・少ないに限らず、このような話し方はとても効果的です。日頃からの会話で違和感を感じないことが、上司とのコミュニケーションは増やしてくれるはずです。「言葉遣いがしっかりしているから安心できる」と評価されることもあります。

ぜひ、丁寧な言葉選びを意識してみてください。相手の立場になってみると、きっとよくわかるはず。

ポイントは、自分の言葉で相手に伝えることです。ぜひ実践してみてくださいね。

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