私たちは1日に6万回の思考をおこなっており、そのうちの80%が身を守るために未来への恐怖心からくる危険を予測しています。 ほとんどの時間ネガティブなことを考えながら生きてるのです。

「ネガティブな思考」というのは、人間が生きていくために必要なことでもあります。

しかし、必要以上にネガティブな思考が強くなると、心身の不調を引き起こしたり人間関係の悪化、さらには生きることが困難になるなど人生そのものが「ネガティブ」に囚われてしまいます。

今回は、ネガティブ思考の特徴とデメリット、ヨガによる克服のやり方を紹介します。

ネガティブ思考になりやすい人とは

『yoganess』より
(画像=『yoganess』より)

ネガティブ思考になりやすい人の特徴には下記のようなものがあります。

ネガティブ思考になりやすい人の特徴
・真面目で、用心深い人
・他人を信用できない人
・失敗を引きずる、切り替えるのが苦手 何事に対しても、「それはちがう」「それはできない」というような否定から入ってしまう
・「でも」や「だって」など言い訳をすぐ口にする
・自分に自信が持てない人
・行動するより頭で考えることが得意 諦めが早い
・思い込みがはげしい
・心配症

ネガティブ思考の5つのデメリット

『yoganess』より
(画像=『yoganess』より)

ここからは、ネガティブ思考によるデメリットを意識してみましょう。

「ネガティブな思考」というのは、生きるためには必要なことでもありますが、マイナス要素も多く見受けられます。

自分や近しい人達を振り返り正しく理解し、必要なだけ「ポジティブ思考」にする努力をすることが必要であり、ネガティブ思考もポジティブ思考もバランスを保っていくのが大切です。

本気になれない

生まれ持ったネガティブ思考の他に、生活の中で作られたマイナス思考があります。

それにより自己肯定感が低くなる傾向が見られます。

自己肯定感を下げる原因はたくさんありますが、その一つに幼少期や学生時代に何かに取り組んだ際の成功体験が少なく、失敗の積み重ねにより自分に自信が持てなくなった要因が挙げられます。

自己肯定感が低いと、何かに取り組もうとした時に失敗した時のことを一番に考えてしまいます。

「本気で取り組めば成功する」と言った心の拠り所を残しておくために、何事にも本気になれないのです。

何事も中途半端になってしまい、目標や夢があっても踏み出せずにいるという状態になります。

常に不安を感じている

私達は自分を守るために未来の危険を予測し回避しています。

結果、ネガティブなことを考えているのですが、あまりにも過度な予想は妄想に変わります。

例えば、誰かに褒められたとしても素直に良いこととは受け取れず「何で褒めたのだろう?」「褒めるのには何か裏があるのかもしれない」などと疑います。

常に不安を感じ、不安を探しているような状態になるのです。

人間関係が悪化する

ネガティブな人は、些細な物事であっても悪く考えてしまうため、関わる人に悪影響を及ぼす場合があります。

物事をプラスに考えることができないため、周囲の人を不愉快にさせたり、面倒くさい人と思われたり、上手に人間関係を築くことができず、孤立してしまうことに。

孤立は「寂しさ」を駆り立てます。

「寂しさ」は不安を助長し、マイナスのループに入ってしまうのです。

自律神経のバランスを崩す

日常的に「でも」「だって」「どうせ」「疲れた」などのネガティブな言葉を口にしていませんか?

口に出した言葉は耳から情報として脳に伝わります。

その場合、脳に「疲れている」と指令を出しているのと同じで自律神経のバランスが乱れてしまうのです。

自律神経とは肉体と心に影響を及ぼし、緊張している状態を「交感神経」、リラックスしている状態を「副交感神経」といいます。

互いにバランスがとれていることで心身共に安定した健康状態を保つことができますが、自律神経が乱れるために、ますます体は疲れ、心は重くなってしまうのです。

健康面に悪影響

上記のようにネガティブ思考が重なると、不安に駆られ、自己肯定感が低くなり、何事にも本気になれず、自律神経のバランスが崩れ、人間関係も悪くなります。

本来健康体で過ごしていたいと思っていても、ネガティブ思考に変換してしまう人は、日常生活と健康面に悪影響を及ぼします。

外出ができなくなる、仕事や家事・学業ができなくなる、運動をしたくない、さらには精神的な病(うつ病)になる、など。

精神的な病は怪我などと違い目では見えません。

時間をかけて徐々に私達の心身を蝕んでいくのです。

しかし、それを作りだしているのは他者ではありません。

自分自身です。

そこに気づくことは、ネガティブ思考と上手に付き合う1歩になりますよ!