1日の疲れを癒すナイトルーティン
翌日に疲れを持ち越さないよう、夜はリラックスできる環境を作っている加治ひとみさん。まずは、夜ごはんのルールから教えてもらいました。
④19:00 夜ごはん
朝ごはんと同じく、発酵食品×食物繊維の組み合わせは必須。
「お腹が空かないうちに食べると、体内に溜まりやすいんですよ。便秘の原因になるので、必ずお腹が空いてから食べるようにしています。よく噛んで、胃腸の負担を減らすのも大切ですよ」
⑤20:00 お風呂
「湯船にはできるだけ毎日浸かるようにしています。少しぬるめのお湯(40℃程度)に、肩まで浸かっています。だいたい20分ぐらいですね。半身浴とか長風呂は意外と苦手なんです。
できるだけ毎日湯船に浸かるようにしていますが、“お風呂に浸からない日”もあります。夏場はすごい汗をかくので、帰宅してすぐシャワーを浴びて、そのまま。無理をせず、その日の暑さや体調を優先するようにしています」
腸活の大敵はストレスなので、「無理をしないこと」を心がけましょう。
⑥21:00 ストレッチ
加治ひとみさんは「寝る前のストレッチ」は欠かしません。
「骨盤のゆがみによっても腸は垂れてしまうので、夜は、垂れた腸を元に戻すストレッチをやっています。ベッドの上でもできるので、寝る前に試してみてくださいね」
【垂れた腸を元に戻すストレッチ】
- 仰向けになって膝を立てる
- 腰を浮かせて30秒ほどキープする
⑦23:00 ~就寝
「ストレッチ後は、スマホを引き出しにしまって、見ないようにしています。最初から『寝る前はスマホを見ない』ができていたわけではなく、徐々にできるようになりました」
今では自然とできるようになった腸活ですが、初めから完璧ではありませんでした。今でも、お休みの日の前は、スマホでアニメを見たりしていじることがあるといいます。何事も“無理をしないこと”が大切なのですね。
そのほか、枕にピローミストをスプレーしたり、照明を落としたり、リラックスできる環境を作ります。
身体が「気持ちいい」と思うルーティンだけ取り入れて
ここまで、いろいろな習慣を教えてもらいましたが、すべてを取り入れるのは結構大変ですよね。
加治ひとみさんは「私のルーティンが合わないと思ったら排除して」と言います。
「ストイックにやると腸活が義務になってしまいますよね。『やらなきゃ』というプレッシャーはストレスじゃないですか。
『ストレス=腸に悪い』なので、セロトニン(幸せホルモン)も出てくれません。せっかく腸活をやっているのに、腸も心もマイナスになってしまうのは、良くないと思うので。
まずはやってみて、自分の心が身体が『気持ちいい』と言っているルーティンだけ残してください。一気にいろいろやろうとせず、物足りなくなってきたら増やしていく、というのもおすすめです」