頭頂部の頭痛を感じたときのツボ「曲線」
まずは、頭頂部の頭痛に効くというツボから探してみます。あぐらで座ったときに、膝の内側にできるシワの先端を真っ直ぐ手の指で押してみます(シワが複数ある場合は、一番長いシワの先端)。骨を感じ、周りに比べて少し凹んでいるところを押してみると、他の箇所とは違い、刺激が広がるような感じがするところがあります。
そこが頭のてっぺん、首の横側、背中、足首の動きに深く関与する「曲線」というツボだそうです。
ツボを見つけたら、見失わないよう水性マーカーなどで印を付けます。シール鍼の真ん中が、マークしたツボに当たるように、シール鍼を貼っていきます。最初は手間取りましたがなんとか貼ったら、姿勢を整えて肩の力を抜きます。リラックスしたら、シールの真ん中を上から軽く抑えて、ゆっくり3回深呼吸します。
このとき、強く押しすぎると、体がこわばって逆効果なんだとか。ゆで卵の表面を押して形が崩れないくらいの力を意識します。
深呼吸が終わったら指を離し、もう一度姿勢を整えて、肩の力を抜いていきます。
最後に痛みのあった場所を、確認してみます。確認の際も、あまり強く押すとダメージになり、痛みを作り出す原因となるので、やさしく確認しましょう。
※鍼シールは、1日経ったら張り替えるのがベストとのこと(鍼シールの注意事項は、各商品のものに従ってください)。
頬の肌荒れが気になるときのツボ「飛揚」
続いては「頬の肌荒れが気になるときのツボ」です。椅子に座って楽な姿勢をとります。外くるぶしの一番高いところから膝の外側に向かって指11本分上にいき、そこからふくらはぎ側に向かって指3本分後ろに行ったところを探します。
ふくらはぎの筋肉の下側にある縁に「飛揚」というツボを見つけたら、こちらも見失わないよう水性マーカーなどでマークします。飛揚は首の横の痛みや、身体を捻る動作と深い関係があるツボだそう。
そこにシール鍼を貼ったら、姿勢を整えて肩の力を抜いていきます。肩の力が抜けたら、シールの真ん中を上から軽く抑えて、ゆっくり3回深呼吸します。
深呼吸が終わったら指を離し、もう一度姿勢を整えて、肩の力を抜いていきます。肌荒れに効果が現れるまで1週間程度の時間が必要とのこと。一朝一夕とは行かないものの、一週間ほどで肌荒れが収まるのならば、嬉しいですよね。