ビジネスをお手軽にできるようサイズダウン

考え出したビジネスアイデアですが、会社員のまま朝晩の30分でできることであるか、検証しておくことも大事なようです。

それが難しい場合は、お手軽にできるビジネスにサイズダウンする必要がありそうです。

ビジネスアイデアをお手軽にするときは、日常の延長線で考えること以外に、以下の3つのことを考えてみてください。

① 金銭的負担を軽くする
② 時間的制約がないビジネスを選ぶ
③ 地理的に慣れた、近い場所でやる

(140ページより引用)

金銭的負担とは、例えば在庫を抱えない、固定費をかけないといったことが考えられます。ここぞというときに投資できるように、無駄遣いをせずに現金を残しておくことが大事でしょう。

時間的制約とは、朝晩の時間でできるように、メール配信システムなどを最大限活用して仕組み化しておくことがポイントです。ある程度、ビジネスが軌道に乗ってきたら、業務委託や外注も視野に入れておくとよさそうです。

地理的な工夫とは、例えば長い移動は時間の浪費につながると考えて、自分が日時や場所を決められるビジネスができるように工夫すること。

いつか起業しようと考えているだけでは、いつまでたっても実現しないものです。小さく始めた副業で利益を出せるようになったら、会社を辞めるまで少しずつ事業を大きくしていけばいい。自分の身の丈にあった形で、小さな一歩を記していきたいものです。

書籍紹介

起業,コツ 『会社を辞めずに朝晩30分からはじめる起業』 (新井一著、明日香出版社)

タイトル: 会社を辞めずに朝晩30分からはじめる起業
著者: 新井一
発行: 明日香出版社
定価: 1500円(税抜)

文・ナカセコ エミコ((株)FILAGE(フィラージュ)代表)/DAILY ANDS

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