郷土料理からアメリカの食文化の影響を受けたグルメまで、沖縄には独特の料理・食べ物が豊富です。一度は食べてみたい、おすすめの沖縄料理・食べ物をご紹介します。旅行ツウのトラベルライターおすすめのお店情報もお見逃しなく!
【1】ソーキそば
沖縄の代表的なソウルフードといえば、やはり沖縄そば。鰹や豚をベースにした出汁スープに、小麦粉で作った麺を合わせたもので、上にのる具材によって名前が変わります。三枚肉の煮込みの場合は「沖縄そば」、甘辛く炊いたソーキ(豚のスペアリブ)の場合は「ソーキそば」と呼ばれます。
たいていのそば屋さんでは、沖縄そばとソーキそばのどちらもメニューにあることが多いです。ソーキは沖縄以外ではなかなか食べる機会がありませんので、迷った時はソーキそばを試してみてはいかがでしょうか?沖縄にも有名店から、新しいお店までさまざまありますので、複数軒まわって食べ比べをするのもオススメです。
ソーキそばのおすすめ店① 屋宜家/沖縄本島(八重瀬)
沖縄そばの名店として知られるこちら。「本ソーキそばセット」は、ホロホロに煮込まれた豚のあばら肉がトッピングされていて、食べ応えがあります。骨もするっと取れて食べやすく、麺と一緒に食べればまた格別な一品です。
ソーキそばのおすすめ店② 古謝そば屋/宮古島
開店前から行列ができる、宮古そばの人気店です。そばセット(800円)は、宮古そば、じゅーしー、日替わりおかず、もずく、お漬物、ドリンクと盛りだくさんでお得感があります。上の写真は宮古そばにソーキがのったソーキそばで、+100円で変更できます。
ソーキそばのおすすめ店③ 大和食堂/宮古島
県道78号沿いにある昭和44年創業の食堂です。ソーキそばは、かつお節、昆布、軟骨からとった風味豊かなスープ。しつこくなく、後味はあっさりしているので、スープを飲み干せてしまいます。平たい麺はコシがあり、ソーキもたっぷりとのって満足感があります。
【2】ゴーヤチャンプルー
「チャンプルー」は沖縄の方言で「ごちゃまぜ」という意味で、豆腐と様々な食材を炒めた郷土料理です。沖縄ならではの少し固めのくずれにくい島豆腐を使っており、食堂などの飲食店はもちろん、家庭でも日常的に作られるほど定番の料理となっています。
中でも、沖縄ならではの食材であるゴーヤ(ニガウリ)を使った「ゴーヤチャンプルー」は、独特の苦味が楽しめ、観光客であれば現地でぜひ味わいたいひと皿。ビタミンCが豊富で夏バテ予防にも効果的。お肉には缶詰のスパムを使うのが一般的ですが、豚肉を使う場合などもあり、バリエーションも様々あります。
どの食堂でもメニューに載っているくらい定番の一皿ではありますので、比較的味わうチャンスが多い郷土料理と言えるでしょう。
【3】タコライス
本来なら、トルティーヤと呼ばれるトウモロコシから作った生地に、具材を包んで食べるのがメキシコやアメリカで食べられている「タコス」ですが、この具材をそのままごはんにのせたのが、沖縄で生まれたこの「タコライス」です。
具体的には、タコスの具材であるスパイシーに味付けをしたひき肉、野菜、チーズ、サルサソースなどをあたたかいご飯にのせたもの。発祥には諸説あるようですが、金武町の米軍基地の近くにあった飲食店「パーラー千里(せんり)」の創業者により考案され、1984年ごろから提供され始めたとのこと。
現在の沖縄では、学校給食や家庭料理、スーパーやファストフード店などでも提供されるくらいに定着し、さらに全国にも広がり日常的に食べられるようになりました。沖縄の新たなソウルフードとも言える料理ですので、ぜひ本場で味わってみてくださいね。
タコライスのおすすめ店① 浜辺のTipi Cafe/沖縄本島(恩納)
タコライスが食べられるお店はたくさんありますが、こちらのタコライスは他にはないインパクト大のビジュアル!ライス・チーズ・ひき肉を層にしたとんがり型のタコライスを森に見立てた野菜で丸く囲っています。
インディアンテントのティピーをモチーフにしており、インスタ映え間違い無し!とんがりタコライスをスプーンで少しずつ崩して、野菜と混ぜて食べましょう。食感も楽しく、お味ももちろん美味しいです!
タコライスのおすすめ店② soraniwa/伊良部島
こちらのタコライスは、見た目もカラフルでボリューム満点。スパイシーな味付けがクセになります。ホテルに併設されているカフェで、店内は都会的な印象。奥は一面ガラス張りで、伊良部ブルーの海を見ることができます。