“生産性を上げるための工夫”として1つ候補に入れてもらいたいのが、「タイムボックス」という方法。ひとつの仕事にかける時間をあらかじめ制限しておくことによって、メリハリのついた生活を送れるようになるといわれているのです。仕事を今より効率よく進めていきたいみなさん、ぜひ取り入れてみて!

生産性を上げるための新しい考え方が登場

「日々のタスクを効率的にこなしたい」「より短い時間で成果を上げたい」といった生産性の向上について、考えている人も多いのではないでしょうか。実際に生産性上げるために、TODOリストなど、様々な工夫を取り入れている方もいるかと思います。

数ある生産性を上げるための工夫として、1つ候補に入れてもらいたいのが、最近IT業界内を中心にすでに広まりつつある「タイムボックス」という方法です。 ひとつの仕事にかける時間をあらかじめ制限しておくことによって、メリハリのついた生活を送れるようになるといわれています。

そんな効率的な時間の使い方ができるようになる、「タイムボックス」についてご紹介します。

タイムボックスとは?

タイムボックスとは、ひとつの作業を終わるまで続けるのではなく、前もって作業に掛ける時間を決めておくという時間の管理方法です。TODOリストと似ていますが、タイムボックスを実践している時は、その作業が終わっていなくても制限時間が来たら終了させ次の作業に移ることがルールとなっています。

簡単に言うと学校の時間割のようなもの。Googleカレンダーや自社で取り入れているスケジュール管理などに「10時~12時営業資料を作る」というように予定を組み込んでいきます。

時間が過ぎたら次の作業、そしてその時間が終わったらまた次の作業……。というようにスケジュールを繰り返し、無駄な時間をなくし効率よく作業を進めていくことができるようになります。