知らなきゃ恥かも?そのほかの気をつけたいマナー

ロウソクやお線香の火は口で消さない

まず基本中の基本のマナーではありますが、だからこそうっかり間違えないようにしたいのが、ロウソクやお線香の火を消すときの所作。火は息で吹き消さず、必ず手で扇ぐなどして消しましょう。これには、清浄な線香を人の息で汚さないという意味があります。

食べ物はできれば持ち帰る

食べ物をお供えした場合は、そのまま置いて帰るのではなく、お参りが済んだらみんなで分けて持ち帰るようにしましょう。食べ物をそのままにしておくと、腐敗したりカラスに荒らされたりして、お墓が汚れるだけでなく周囲にも迷惑をかけかねないからです。

お参りの際は数珠を持参する

数珠はお葬式のときくらいしか使わないという人も少なくないかもしれませんが、実はお墓参りも、数珠を持参するのが正式なマナー。数珠は仏前や墓前などで手を合わせる際の必需品であるだけでなく、持つことで魔除けや厄除けにもなるとされています。

心を込めてお墓参りを

お墓参りの手順やマナーについてご説明しましたが、どの行動も「ご先祖様をきちんと供養しよう」という想いに由来するものばかりです。ひとつひとつの行動の意味を理解し、心を込めてお墓参りをすれば、正しい手順やマナーが自然と身につくはずですよ。

文・中村あずさ

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