注意しておきたいポイントは

節税のため経費として計上するものは、毎年一定とは限りません。例えば、登記費用や不動産取得税、仲介手数料などは購入した年にのみに発生します。そのため、翌年度からはこれらの費用は発生しません。「節税による還付金や減税効果は一律で同じではない」ということは、しっかりと頭に入れておきましょう。

マンション経営は、帳簿上において赤字になれば節税効果の恩恵を享受できます。しかし、同時に節税にあまりにもこだわり、あれもこれも経費扱いにしてしまうと後々税務調査などで問題が生じる可能性もあるでしょう。マンション経営は、あくまでも長期的な目線で取り組むものです。20年後、30年後のリタイア時に豊かな人生を育むための一助とするものであり、今日明日といった目先の節税にあくせくすることが目的ではありません。

「一朝一夕にはいかない」という点を肝に銘じておくことが、マンション経営を成功に導くためのポイントといえるでしょう。

経費の区別は事業家としての第一歩

経費にはいろいろありますが、事業としてマンション経営に関わるものの出費は経費にできる可能性が高いといえます。しかし、例えば日々の飲食費や遊興費などは経費にはできません。会社員であっても、プライベートと事業の区別をきっちりとつけることが、事業家としての第一歩といえるでしょう。

提供・Dear Reicious Online

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