お葬式や結婚式…意外と知らない袱紗のマナー

袱紗がないときの代用品!意外と知らないマナーや購入場所もチェック
(画像=『Lovely』より引用)

袱紗の使用するにあたって、守らなければならないルールがいくつか存在します。

正しいルールに沿って袱紗を使い、相手に失礼のないように気を付けなければいけませんが、実は袱紗には慶事と弔事でルールやマナーが異なります。

ここでは、それぞれの行事ごとに定められている決まりについて解説していきます。

お葬式(弔事)の時の袱紗の色やマナー

袱紗がないときの代用品!意外と知らないマナーや購入場所もチェック
(画像=『Lovely』より引用)

弔事では袱紗の受け渡しは基本的に受付で行われると思いますが、その際に注意するべきルールやマナーがいくつか存在します。

まず弔事で使用するべき袱紗の色についてですが、寒色系を選びましょう。寒色には紺色や暗い緑、紫やグレーが該当します。暖色系のカラーはNGですので十分注意してください。

また、香典を渡すときにもルールがあります。

手順としては、まず初めに相手に深くお辞儀をし、右手で袱紗を持ち、左手で袱紗を開いて香典を取り出します。次に左回りで回転させて相手に見せ、袱紗を畳み、台の上に置いたら、両手を使って香典を渡す、といった順番で行います。

この手順に沿って香典を渡せば問題はありません。

結婚式(慶事)の時の袱紗の色やマナー

袱紗がないときの代用品!意外と知らないマナーや購入場所もチェック
(画像=『Lovely』より引用)

慶事の際に渡す袱紗の色は、暖色が好ましいです。

赤やオレンジが含まれますが、金色も慶事には適しています。

また、紫色も慶事で使用することができますが、同様に弔事でも使うことができる色となっているので、一枚持っておくだけでどちらにも対応できる人気のカラーの一つです。

慶事での御祝儀の渡し方の手順は、主に弔事の手順の左右が逆になったものと考えて下さい。

初めにお祝いの言葉を述べ挨拶をし、左手で袱紗を持ち、右手で袱紗を開いて御祝儀袋を取り出します。右回りで回転させて相手に見せたら袱紗を畳んで台の上に置き、両手を使って御祝儀袋を渡します。