沖縄の離島、東洋一美しいと言われる海で人気の宮古島。そんな宮古島へ行ったら必ず食べてみたい宮古そば。「宮古そばの特徴って?」「実際に美味しかったお店はどこ?」など宮古島へこれから旅する人や、宮古そばが気になる人に役に立つ情報をご紹介したいと思います♪

宮古そばの特徴って?

宮古そばならではの特徴は、なんといっても三枚肉やかまぼこなどの具材が麺の下に隠れていること!出された宮古そばを見て「あれ?具材がないぞ?」と思ったら麺をすこしずつ食べ進めてみてくださいね。麺の下に隠れている具材がひょっこりと顔を出してくれます。

地元民も大好きなソウルフード!食べ比べも楽しい「宮古そば」の魅力1.jpg
(画像=トラベルライター 昔ながらの宮古そば(丸吉食堂にて)。見かけは麺と青ネギだけですが・・・、トリップノートより引用)
地元民も大好きなソウルフード!食べ比べも楽しい「宮古そば」の魅力1.jpg
(画像=トラベルライター 麺の下には三枚肉とカマボコが隠れていました!(丸吉食堂にて)、トリップノートより引用)

「なぜ具材を隠すスタイルなのか」というのにはいろいろな説があるそう。具が乾かないようにするため、周りから贅沢しているように見られたくなかったため(当時の厳しい年貢の取り立てに対抗するため)など。最近では麺の上に具材をのせるお店も多い中、昔ながらの具材が隠れたスタイルで宮古そばを出すお店も健在です。

その他の特徴は、沖縄そば(沖縄本島のそば)と比べて麺が縮れていない平麺でスープがあっさりした味わいなのが宮古そば。スープを一口飲むと、あっさりした豚骨&カツオ出汁の風味なのがわかります。具材に使われているかまぼこも宮古独自のかまぼこで、波模様をした平べったい長方形の形をしています。

ちなみに宮古そばは普通サイズだと麺のボリュームがたっぷりです。どのお店もボリュームが多いので女性なら小サイズでお腹は十分満たされます。

マネしてみたい宮古そばのユニークな食べ方

地元民も大好きなソウルフード!食べ比べも楽しい「宮古そば」の魅力1.jpg
(画像=トラベルライター 宮古そば店に置いてあるカレー粉、雪塩、コーレーグス(島とうがらし)の調味料、トリップノートより引用)

大抵のお店のテーブルに置いてあるのがカレー粉、雪塩、コーレーグス(泡盛に島唐辛子をつけ込んだもの)。「なぜカレー粉があるの?」と思う方も多いと思いますが、これが豚骨&カツオ出汁のあっさりスープに絶妙にマッチするんです。

地元民も大好きなソウルフード!食べ比べも楽しい「宮古そば」の魅力1.jpg
(画像=トラベルライター カレー粉を入れた宮古そば。スープにはとろみがないのでとても飲みやすいです。、トリップノートより引用)

カレー粉を入れるのは宮古そばならではの楽しみ方。半分を普通に食べて、半分はカレー粉を入れてスープ&麺を楽しんでみるのがお勧め。宮古そばを食べ歩くうちにこのカレー粉を入れる宮古そばにすっかり病みつきになってしまう人も多いそう(私もその1人です!)また宮古島ならではの雪塩や、手作りのコーレーグスも置いてあったりするので好みの味にカスタマイズできるのも楽しいです。

ぜひ立ち寄りたい人気の宮古そば店3選

宮古そばの老舗、空港からも近い人気店「古謝そば屋(こじゃそばや)」

地元民も大好きなソウルフード!食べ比べも楽しい「宮古そば」の魅力1.jpg
(画像=トラベルライター 古謝そば屋の外観。植木や花が多くてカフェ風な雰囲気。、トリップノートより引用)
地元民も大好きなソウルフード!食べ比べも楽しい「宮古そば」の魅力1.jpg
(画像=トラベルライター 古謝そば屋メニュー。人気メニューはそばセット。、トリップノートより引用)
地元民も大好きなソウルフード!食べ比べも楽しい「宮古そば」の魅力1.jpg
(画像=トラベルライター 古謝そば屋の内観。木造りの広い店内には、小上がりの席もあり。、トリップノートより引用)

宮古島市の中でも歴史が古く、有名な古謝そば屋。80年以上の歴史と伝統を誇る製麺所がオープンした宮古そば店です。豚骨とカツオの混合スープは、カツオの旨みが効いてあっさりながらもコクがあります。外観からもわかるようにカフェ風の佇まいで女性1人でも入りやすいお店です。他店では見かけないそばセット(じゅーしーや小鉢が付く)も人気だそう。空港から比較的近くアクセスが良いのも魅力です。

地元民も大好きなソウルフード!食べ比べも楽しい「宮古そば」の魅力1.jpg
(画像=トラベルライター 古謝そば屋の宮古そば。カツオ出汁がきい透明なあっさり味のスープ。、トリップノートより引用)