7月9日より「ABEMA」で放送開始した、恋愛モキュメンタリー番組『私たち結婚しました』（毎週金曜23:00～）。モキュメンタリーとは、フィクションをドキュメンタリー映像のように撮影したもの。「もしも、あの芸能人たちが結婚したら…!?」をテーマに、芸能人ペアが夫婦となった設定で、台本のない結婚生活を送ります。
野村周平が結婚?! 誰と？
今回夫婦となったのは、俳優の野村周平と「ゲスの極み乙女。」のドラムとしても活動する女優のさとうほなみペア。そして、俳優の白洲迅とモデルで女優の堀田茜ペアの2組。SNS上ではすでに「こんな結婚生活羨ましすぎる！」「リアル」と、話題になっています。
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なんとさらに、夫婦になった2人の絆を深める「ラブミッション」の監修として、『東京タラレバ娘』『海月姫』などでおなじみ、人気マンガ家の東村アキコ先生が参加しています。
そこで今回は、東村先生に監修に至った経緯や、番組のみどころを前後編でたっぷり聞いてきました！
【インタビュー後編はこちら】⇒東村アキコが迷える独身女性におくる金言「攻撃されないと強くはなれない」
もともと韓国版の大ファンだった
――漫画家の東村さんが、なぜ監修者として『私たち結婚しました』に参加することになったのでしょうか。
東村アキコ先生（以下、東村）「『私たち結婚しました』は、韓国で放送された国民的大ヒット番組で、私自身韓国版の大ファンだったんです。それで今回、ABEMAさんがそれを日本版にリメイクするということになり、番組のプロデューサーさんから『東村さん助けください』という連絡がきたんです」
――「助けてください」ですか…？
東村「そうなんです。私が韓国版の大ファンだということに加え、番組は若い制作スタッフが多く、結婚生活のイメージがつきにくいということでした。さらにキュンキュンポイントがわからないという男性スタッフの声もあり、2度の結婚経験があり、恋愛マンガ家ということで、おばちゃん心と乙女心の両方を持ち合わせた稀有な存在として、声がかかったんだと思います」
夫婦の素が出るようなラブミッションを散りばめた
――実際に、番組内では2組の夫婦に「一緒に暮らすためのルールを決めてください」など、多くの「ラブミッション」を作っていますね。
東村「ミッションがないと、もじもじしたまま終わってしまうかもということで、ラブミッションなるものを作りました。結婚生活なので、それぞれの夫婦のキュンとくるシーンや摩擦シーンが見られるようにしたいと思っています。
でも一番大切なのは、視聴者の方がそれぞれの夫婦を応援したくなるようなラブミッションにすることだと思っています。夫婦の素が出るような内容を心がけていて、ラブミッションはすべて夫婦の特徴ごとに書き分けています」