7月9日に「ABEMA」でスタートした、恋愛モキュメンタリー番組『私たち結婚しました』(毎週金曜23:00~)。「もしも、あの芸能人たちが結婚したら…!?」をテーマに、野村周平&さとうほなみペア、白洲迅&堀田茜ペアが夫婦になった設定で、台本のない結婚生活を送ります。

東村アキコが迷える独身女性におくる金言「攻撃されないと強くはなれない」
(画像=『女子SPA!』より引用)

番組内では「ラブミッション」と呼ばれる、夫婦になった2人の絆を深めるためのミッションが登場し、演技ではない“夫婦の素”を引き出していきます。今回、このラブミッションを監修している、『東京タラレバ娘』『海月姫』などでおなじみ、人気マンガ家の東村アキコ先生に、前後編でお話を聞きました!

【インタビュー前編はこちら】⇒野村周平が結婚って誰と?! 「ぴったりマッチした雰囲気」がすでに出てる

 後編ではアラサー、アラフォーが『私たち結婚しました』を楽しむ極意や、結婚について考えている人へのアドバイスを教えてもらいました。「独身のアラサーはHPが確実に減るけど見るべき」とは一体どういうこと?!

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ままごと感がなく生々しいのが日本版の魅力

東村アキコが迷える独身女性におくる金言「攻撃されないと強くはなれない」
(画像=『女子SPA!』より引用)

ままごと感がなく生々しいのが日本版の魅力 東村アキコ先生

――『私たち結婚しました』は、韓国で大ヒットしたものを日本版でリメイクしていますが、韓国版と日本版の違いを教えてください。

東村アキコさん(以下、東村)「韓国版と日本版では、設定の段階で違うところがいくつかあるんです。まず韓国版は、出演者にアイドルが多かったこともありノリが若かったように思います。ですので、一視聴者としても、『アイドルだし若いしどうせ結婚しないでしょ』という感じがあったかもしれません。一方で、日本版の出演者はみなさんアラサーということもあり大人。まさに妙齢で、ままごと感がなく生々しいです。まるで友達夫婦の結婚生活を見ているような感覚で、そこが日本版の魅力だと思いますね」

かけひきやモテ要素が必要ないから見やすい

東村アキコが迷える独身女性におくる金言「攻撃されないと強くはなれない」
(画像=『女子SPA!』より引用)

――たしかに、韓国版とは違う生々しさがあって、つい見入ってしまいます。

東村「実際に、恋愛番組が苦手な人って多いと思うんですよね。でも、この番組は、恋愛番組が苦手な人でも楽しめる番組だと思うんです。というのも、そこには結婚っていう純粋なテーマがあるからだと思います。結婚生活を送る上で、かけひきとかモテとかそういう要素は必要なくて、お互いどうやって生活を送っていくかという点がテーマになっているので、ドキュメンタリー番組のように楽しめると思います」