4スポット目:お抹茶をいただきながら庭園を眺められる「宝泉院」(見学所要時間:30分)
勝林院に隣接する「宝泉院」は、勝林院の僧が住居とする僧坊として、平安時代末期に建立されました。三千院に次ぐ大原の観光名所です。
宝泉院には、盤桓園、鶴亀庭園、宝楽園の3つの庭園があります。その中でも一番の見所は盤桓園(ばんかんえん)です。客殿から柱を額縁に見立てて眺めるため、額縁庭園とも呼ばれています。客殿に一歩足を踏み入れると、視界にいっぱいに広がる迫力満点の景色や樹齢700年の五葉松に驚かされます。
また拝観料の800円には、お抹茶と和菓子が含まれているので、素敵なお庭を眺めながらゆっくりお茶をいただくという贅沢なひとときが過ごせます。
5スポット目:聖徳太子が創設した尼寺「寂光院」(見学所要時間:40分)
宝泉院の参拝を終えたら、続いて天台宗の尼寺「寂光院」へと向かいましょう。ここまで巡った4つのスポットは全て近接していますが、寂光院は少し離れており、宝泉院から寂光院までの距離は約1.7km、徒歩で移動する場合は25分ほどかかります。
寂光院の本尊は地蔵菩薩で、創立者は聖徳太子と伝えられています。平清盛の娘・建礼門院徳子が平家滅亡後に隠棲した場所としても知られ、そのことが作中で語られたことにより、『平家物語』にゆかりがあるお寺として有名です。
平成12年に放火で焼失した際、本尊の地蔵菩薩立像も堂内にあった徳子と阿波内侍の張り子像も焼けてしまいました。本堂は平成17年に再建され、新しくつられた本尊や徳子と阿波内侍の像も安置されています。
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