お中元をいただいたら手紙とともにお返しを

兄弟、友人、同僚などからお中元をいただいた場合、手書きのお礼状とともに、同程度の品物をお贈りしましょう。メールや電話など、手軽で便利な通信手段が増えている現代だからこそ、丁寧に書かれたお礼状の良さが際立ちます。あなた自身も「丁寧な人」という印象を持っていただくことができますよ。

お礼状だけをお送りすることもあると思いますが、どちらの場合も、贈答品が届いてから3日以内に出しましょう。お礼が早い方が感謝の気持ちが伝わりますし、送った方も「届いたかしら?」と不安な気持ちになることなく、安心していただけます。

お中元を贈るときには相手の状況をよく考えて、相手の気持ちになって品物を選ぶことが重要です。日頃からお世話になっている方への感謝の気持ちを形にして表す品物に、相手を思いやる気持ちがプラスされると、贈る側の気持ちが伝わる、素敵なお中元になるのではないでしょうか。

文・片岡かこ(CAメディア ライター、マナー講師)

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