貯金上手な人の思考をチェック
妄想をふくらませて貯蓄を始めても、いつのまにか中だるみで挫折!なんてことにならないように、3つのポイントをチェックしておきましょう。
目的を明確にする
妄想貯金に一番大切なのは目的を持つことです。5年で1000万円を貯めることを目標に掲げて話題になっている「富女子会」と言われる皆さんはお金の勉強をしながら目的を共有しています。
お金の話題はなかなか友人同士で共有しにくいものですが、SNSなどで情報共有できる仲間を探し、掲げた目標や目的をカミングアウトするというのもモチベーションを保つためには良い方法ではないでしょうか。
先取りで無かったものと割り切ろう
貯金の基本は先取りです。妄想を広げて期間と方法を決めたら、お給料からの天引きや目的別口座への移動などを先にしておき、その分の金額は最初からなかったものとして残ったお金で生活を潤わせるアイデアを考えてみましょう。
月々の収支に目を向ける
貯金に向けた節約生活と言っても悲壮感があっては長続きしないようです。時にはちょっとしたご褒美に買い物をすることも気分転換には良いのですが、月々の収支にはきちんと向き合うことが大切です。毎月の収支管理を通して、お金の使い方に対する感性を養っていきましょう。
妄想が現実になる人生の始まり
いくつか設定した妄想貯金の一つが達成できたら、後は成功体験を積み重ねていくだけです。実際に目標額が貯まってみると、使うことを躊躇して、金額の高い新たな妄想資金に置き換えるなんてこともあるでしょう。
実際に、ある小学生起業家の例があります。彼は大好きなポケモンカードの購入資金を貯めるために家庭内起業をしたそうですが、利益が出るようになってもポケモンカードを買うことはなく、その利益は新たな目標をかなえる資金になっているようです。
みなさんも「妄想力」を身につけて、貯金が貯金を呼ぶプラスのスパイラルを作ってみてはいかがでしょうか。
文・高村浩子(ファイナンシャルプランナー(日本FP協会認定AFP))/DAILY ANDS
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