【2】セルフガイドゾーン
セルフガイドゾーンは、「継続的な管理により、自然環境の多様性を維持していくゾーン」とされています。歩きやすく整備してあり、解説板を見ながら散策することができます。牛久自然観察の森のメインは、このゾーンになるでしょう。
ネイチャーセンターを出たらこのゾーンに入ったと考えてもらえればいいと思います。ここから本格的な森林浴ウォーキングが始まります。
例えば見どころの一例として、一年を通してカワセミやサギの仲間が訪れるという池沼が挙げられます。ハイド(観察用の壁)を覗いて、様子を見てみましょう。
薄暗いスギ林の中を散策できるエリアには「ヒグラシの林」という名前が付いていて、その名の通りお盆の頃にはヒグラシの大合唱が聞こえます。ところどころ解説板もあるので、読みながら歩くと理解が深まります。
途中、「観察舎」と呼ばれる日本家屋が現れます。トイレ休憩に使いましょう。家屋の中に入りゆっくりすることもできます。庭先には実のなる木が植わり、畑では野菜を栽培しています。
綺麗な小川も流れていて、流れは最終的には森に囲まれた静かな沼へと到着します。牛久市は河童と縁が深い町のため、「カッパの沼」と名付けられています。昔は農業用のため池として使われていたそうです。
コースはほぼ一本道なので、迷うことなく散策することができます。道順に沿って進み、森林浴とウォーキングを楽しみましょう。
【3】ガイドゾーン(フクロウの森)
ガイドゾーンは、「スギ・シラカシを主体とした現存の自然環境をそのまま保存していくゾーン」とされています。このゾーンは、環境調査やガイド時以外の立ち入りはできず、生き物たちの聖域となっているそうです。
アクセス・駐車場・食事事情
公共交通機関をご利用の場合、最寄駅はJR常磐線「牛久駅」になります。牛久駅からはコミュニティーバス「かっぱ号」が出ていますので、積極的に利用しましょう。「小坂団地ルート」に乗車し、「牛久自然観察の森正門」で下車します。
お車をご利用の際は、駐車場を利用します。非常に広い駐車場が整備されていますので、停車しやすいです。近くに行けば看板も出ていますので、そちらを参考に向かいます。
食事に関して、園内にはレストランや売店がありません。散策がランチタイムに被る場合は、お弁当を持参するか、近隣の飲食店を利用しましょう。
筆者は、牛久市で人気の観光スポット「牛久シャトー」のレストランでランチを頂きました。牛久シャトーまでは、車にて10分弱で到着です。
この記事を書いたトラベルライターから一言
散策の途中、バス停を見つけました。こちらは本物のバス停ではなく、演出のために用意されたものなのですが、なんと時刻表が動物の足跡になっていました!なんの動物かな?なんの鳥かな?と、想像しながら時刻表を眺めます。メルヘンチックなバス停に、ジブリの世界にやってきた気持ちになりました。(菊地早秋)
提供・トリップノート
【こちらの記事も読まれています】
>【豊洲】「チームラボ プラネッツ」徹底ガイド!お台場との違いは?
>東京のブルックリン!蔵前で行きたい散策スポット・お店16選
>【静岡】本当は広めたくない!柿田川湧水公園の神聖な見どころ5選
>京都・嵐山の人気観光スポットTOP15!旅行好きが行っている観光地ランキング
>【滋賀】SNS映えしそう!長浜のおすすめ観光スポット・お店10選