異国情緒漂う横浜は都心からのアクセスもよく、ムードあるデートスポットとしても人気です。今回はそんな横浜の定番の見どころをまとめました。休日には是非足を伸ばしてみてください。
1.上品な西洋文化を感じる「山手西洋館」
横浜の高台にある山手エリアは、開港後に外国人居留地となった場所であり、現在もいくつかの西洋館が歴史的建造物として残されています。そのうちの7つが一般公開されていて、内部は古い西洋建築の中にオシャレなアンティーク家具が並んでいます。
季節ごとに装飾が変わるなどの工夫も施され、撮影スポットとしても人気を集めています。ここでカメラを向ければいつもと違った雰囲気の中で、ステキな一枚が生まれるかもしれませんね。外交官の家と山手111番館には喫茶室があるので、優雅な気分のティータイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。
2.横浜オリジナルブランドといえば「元町商店街」
上品でスタイリッシュなショッピングストリートといえば横浜元町商店街。ここは開港後に外国人居留者によって栄えた場所であり、横浜発祥のブランド店をはじめとした数々の名店が並んでいます。
年に2回開催されるチャーミングセールは、なんと1961(昭和36)年から続いている人気のイベントです。期間中は横浜にしかないものを求めて多くの人が詰めかけ、遠くから足を運ぶケースも珍しくないようです。横浜元町商店街はカフェやレストランも多いので、ゆっくりと街歩きが楽しめるでしょう。
3.食べ歩きを楽しむなら「横浜中華街」
世界最大のチャイナタウンといわれる横浜中華街は、観光気分がぐっと盛り上がる豪華でエキゾチックな雰囲気を漂わせています。高級店からリーズナブルなお店まで約600軒以上の店が集まり、食事・カフェ・買い物・占い・アミューズメント・寺院参拝など幅広く楽しむことができます。
特に、横浜中華街は種類豊富なグルメが楽しめる食べ歩き天国。注目は、名物といわれるビックサイズの江戸清(えどせい)のブタまん、キュートな姿の老維新(ローイシン)のパンダまん、耀盛號(ヨウセイゴウ)のハリネズミまんなど。
そのほか大人気の焼き小籠包やタピオカスイーツ、定番の天津甘栗やごま団子など、目移りするほどたくさんの食であふれています。おやつやお土産に購入しながら散策してみてください。
4.港の景色と季節の花が美しい「山下公園」
横浜市民の憩いの場であるとともに、デートスポットとしても人気の山下公園。ベンチに座って港の景色を眺めたり、汽笛を聴きながらのんびりお散歩できる癒しのスポットです。園内には季節ごとに美しい花が植えられ、中でも約3,000本のバラが観賞できる「未来のバラ園」は見応えがあるでしょう。バラの見ごろは、5月中旬〜6月初旬と10月中旬〜11月初旬だそうです。
船内博物館「日本郵船氷川丸」
氷川丸は日本郵船が1930年に造った貨客船で、現在も横浜に停泊したまま内部が博物館として公開されています。飛行機で旅をするのが一般的ではなかった時代に、たくさんの著名人が乗船したらしく、中にはチャーリー・チャップリンなど誰もが知る大スターもいたそうですよ。氷川丸の入口は山下公園の敷地内にあるので、お散歩ついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
5.海上から横浜を眺める「クルーズ船」
山下公園や象の鼻パークからはいくつかの観光船が出航していて、美しい横浜の景色を海上から楽しむことができます。日本最古の現役防波堤灯台である横浜北水堤灯台(赤灯台)を見つけたり、ベイブリッジを下から眺めるなど、いつもと違った角度から横浜を感じてみると面白いでしょう。
また工場夜景クルーズもあり、街の雰囲気とはひと味違う夜の工場地帯を眺めることができます。とてもステキなクルーズなので、デートに是非活用してみてください。