「なりキリンママ・パパ」で子どもの有無にかかわらず仕事と育児の両立体験
キリンホールディングスでは、子どもがいる・いないにかかわらず仕事と育児の両立を体験するプログラム「なりキリンママ・パパ」を2019年2月から実施しています。この制度は、キリングループの女性社員の提言から生まれました。子どもがいない社員が1ヵ月間2歳ぐらいの子どもがいる親になったと想定し、仮想の前提条件（実家のサポートは原則なし、フルタイム勤務）を設定して生活全般を「なりキリンレポート」にまとめて提出して終了します。
小さな子どものいる親の働き方を実体験することによって、他の従業員も育児の大変さに対する理解を深め、子育てに理解のある社風を生み出しているのです。社員が自主的に考えた施策を積極的に試す革新的な社風は、キリンの発展を促し、女性にも働きやすい企業となっているのでしょう。
文：藤森みすず
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