日本最大の円墳を見学できる「さきたま古墳公園」
吉見百穴に続いて訪れる「さきたま古墳公園」は、行田市にある県営公園。「埼玉」という地名が生まれた場所でもあります。
園内には、日本で一番大きな円墳と言われる「丸墓山古墳」をはじめ、なんと9基の古墳が綺麗に保存されています。古墳のまわりは緑地化され、桜の名所としても知られているので、散策にもおすすめ。
また園内の「さきたま史跡の博物館」では、古墳からの出土品を見学できます。自分だけのオリジナルまがたまを作る体験も人気です。
行田市の歴史を伝える「忍城址・行田市郷土博物館」
さきたま古墳公園の次に訪れるのは、同じく行田市にある「忍城址・行田市郷土博物館」。忍城(おしじょう)は室町時代中期に築城された、関東七名城に数えられたお城です。
明治維新の後、廃藩置県によって廃城となり、土塁の一部のみ残して取り壊されてしまいましたが、1988年に本丸跡に御三階櫓を再建。現在は御三階櫓に隣接する行田市郷土博物館とともに、行田の歴史を伝える施設として活用されています。
蓮のシーズンには「古代蓮の里」にも足を運んでみて
行田市の「市の花」であり、市指定天然記念物でもある、1400年~3000年前の原始的な形態をもつ「古代蓮」。その古代蓮をシンボルとした公園が「古代蓮の里」です。
園内には古代蓮池と世界の蓮園があり、6月下旬~8月上旬には42種12万株の花蓮を間近で見られます。ほかにも水生植物園、水鳥の池、牡丹園、桜が植えられているお花見広場、釣り堀などがあり、1年を通して様々な植物に親しむことができます。
また高さ50mの展望タワーから、7月から刈り取りの時期まで眺められる、世界ギネス記録をもつ田んぼアートも必見!
おまけ:『鬼平犯科帳』とコラボした「羽生パーキングエリア 上り」もおすすめ
行田市内の観光を終えたあと、帰路に東北自動車道の上り線を利用する方に立ち寄りをおすすめしたいスポットが「羽生パーキングエリア 上り」。
池波正太郎氏の小説『鬼平犯科帳』とコラボし、“江戸”をテーマに造られている施設で、精巧に再現された江戸の町並みを歩けば、ここが高速上のPAとは思えない気分になります。
鬼平が贔屓(ひいき)にした蕎麦屋や、物語で重要な舞台となる軍鶏鍋屋(しゃもなべや)などが軒を連ね、物語さながらのメニューも楽しめるので、鬼平ファンはもちろん、ファンならずとも十分に楽しめるサービスエリアです。
敷地内では、週末になると大道芸や夕市などの催しが開かれる日もあります。なお一般道からの入場も可能なので、東北自動車道を利用しない方も時間があればぜひ立ち寄ってみて。
提供・トリップノート
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