「人間の子には恵まれなかったけれど、私にはかわいくて賢い美しい娘が、たしかにいました」
亡くなった愛猫・めすねこすちゃんをそう語るのは、飼い主のみったまりおさん(@himeouji)。
11年間を共にした“めすねこすちゃん”は、まるで日だまりのような存在でした。
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夫が散歩中に保護した猫と関わるようになって
双子だっためすねこすちゃんは愛犬の散歩中に旦那さんが見つけ、保護した子です。当時、旦那さん宅にはすでに猫が1匹いましたが、里親が見つからなかったため、めすねこすちゃんと兄妹の“おすねこすくん”もおうちの子になりました。
「犬は義姉が飼っていたので名前がついていましたが、猫には名前がついてなくて、猫、オス、メスと呼ばれていました」
なんとも味気ない。そう思ったみったまりおさんは当時、自分の中で流行っていた「名前の最後にすをつける」というルールを適用。ねこす、おすねこす、めすねこすと呼ぶようになりました。
しかし、2~3年前にお姑さんから「メス、オスじゃなくてクロスケと姫子って名前があったのよ」と聞かされ、仰天。
「そして、めすねこすが亡くなる前には夫から自身が名づけ親であったことや、本名は姫子ではなく、姫だったことを告げられ、さらにびっくり。もっと早く教えてよって思いました(笑)」
猫パンチ大会を仲裁することも
生前、めすねこすちゃんは人に対して甘えん坊で、他の子の前ではクールなツンデレさんでした。
おすねこすくんとの仲はあまりよくなく、近寄れば猫パンチ大会。爪を出さずにパンチ&甘噛み攻撃を仕掛けるおすねこすくんに対し、めすねこすちゃんはバッチリ爪を出し、噛みつき攻撃も交えて応戦していました。
そんなとき、みったまりおさんは右手でめすねこすちゃんに大好きな尻ポンをし、左手でおすねこすくんをなでなでし、喧嘩を仲裁。自身の体を使って、お互いが視界に入らないようガードし、メンタルケアを行っていました。