不動産による家賃収入

広い意味では、家賃収入がある不動産を持つことも私的年金の一種といえます。年金とも保険とも呼ばれることはありませんが、それらよりも効果的な資産形成の手段となる可能性が高い方法です。

例えばローンを組んで新築マンションを買い、入居者に貸して家賃収入を得るとします。ローンを完済した後には家賃収入のほとんどが自由に使えるお金として手に入ることになり、年金を積み立てるのと同じ効果があるというわけです。30歳のときに30年ローンを組み、返済している間の収支がトントンだとすると、元手がかからずに年金を手に入れたことになります。

もしもローンを返済している間に赤字が出たとしても、そのぶんを所得控除できます。個人年金保険やiDecoと違って上限額はありません。

私的年金の話で不動産が出てくることは意外だったかもしれません。しかし一般的に知られている年金とは違ったメリットがあり、有力な選択肢となるでしょう。

マンションの所有を選択肢の一つとしておく

将来に備える私的年金として、個人年金保険やiDecoなどがあります。どちらも税制優遇があり、普通に貯金するよりも有利に運用できるはずです。しかしマンションを持つという選択肢も忘れないでください。もし黒字で運用できれば、年金を掛金ゼロで手に入れられるようなものです。仮に赤字になったとしても、個人年金保険やiDecoよりも大きなメリットを得られる可能性が高いと言えるでしょう。

提供・Medi Life

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