力強いパワースポット「宿椎(やどしい)」
手水舎を過ぎ、本堂に続く道の右手に、推定樹齢1000年とも言われる椎の木が立っています。室町時代にお寺が火災に遭った際、御本尊がこの大木の元で難を避け、仮の宿にしたことから「宿椎」と称されるようになりました。この木の下に佇むだけで、力強いパワーを感じることができます。
池一面の紫陽花!水中花にうっとり
先へ進み、階段を登りきったところに、朱色も鮮やかなご本堂(観音堂)があります。境内は広く、他にも、足利尊氏を祀った鬼子母神堂、家光公を合祀した東照宮などが建っています。また、境内からは、関東平野や筑波山の景色も楽しめます。目の前に広がる広大な景色が、深呼吸をしつつ、カメラを向けたくなるスポットです。
本堂の左手に進むと池が点在しており、ここにも紫陽花が浮かべられています。池一面に浮かべられた紫陽花や、ハート型にまとめられた紫陽花など、工夫を凝らされているので、誰もが撮影に夢中になってしまいます。例年、紫陽花の開花時期にあわせて、ライトアップも行われますので、詳しくは公式サイトをご覧ください。
可愛い生き物たちにも会いたい
パワースポットも、紫陽花も素敵ですが、もう一つ、雨引観音ならではの魅力があります。それは、境内を散策していると、可愛らしい生き物たちと出会えること。
池には鯉、境内各所にクジャクやアヒル、鶏、鴨などが、自由に闊歩しています。紫陽花が浮かぶ池に一緒に浮かんでいたり、階段を登っていたり、目の前をヨチヨチと横切ったりします。愛らしい姿を写真におさめようと大人気。鳥や鯉の餌も販売されているので、小さなお子様も楽しめそうです。
あじさい祭りについて
例年の開花時期は、6月上旬から7月中旬となっており、期間中にはあじさい祭りが開催されます。夜間には紫陽花のライトアップも開催されます。
※2021年の「あじさい祭り」は、6/10~7/20開催予定。人気の水中華は7/1~7/11を予定しているそうです。アジサイの咲き具合によっては早まることもあるようです。
さいごに
雨引観音は、紫陽花の季節に限らず、春には桜や牡丹、秋の紅葉時期など、四季折々の美しさに人気があります。境内には、トイレも併設、絵馬堂は土産店や無料の休憩所にもなっているので、ゆっくり参拝を楽しむこともできます。また、雨上がりの境内は滑りやすい箇所もあるので、足元にご注意ください。
ここは安産・子育てのご利益があるお寺なので、安産祈願の参拝者が多く訪れます(戌の日は特に)。県をまたいでの参拝、三密へのご配慮をお願いいたします。
提供・トリップノート
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