「ワーキングマザーは嫌われる。」
この言葉を聞いて「多分私は大丈夫なはず。」と思ったあなた!もしかすると、嫌われている自覚がないだけかもしれません・・・!
今回は、嫌われるワーママの特徴やその改善策を具体的に解説。あなたは大丈夫?「職場で嫌われている時の5つのサイン」でチェックしてみましょう。
この記事に書かれていることを実践すれば、職場の人間関係は大きく改善するはずです!早速明日から行動や言動を見直し、気遣いのできるワーママに変身しましょう。
1.【検証】ワーママが嫌われやすいのは本当?
「ワーママが嫌われやすい。」という話を小耳にはさむことがありますが、果たしてそれは本当なのでしょうか?体験談から検証していきましょう。
(1)「休んで当然」という態度のワーママAさん
職場にただ1人のワーママAさんは、「子どもが風邪だから!」という理由で休むことや早退することが多々あります。
最初は「子育て中だから仕方ない。いつかは私もそうなるだろうし協力しよう!」と思っていたのですが・・・正直もう耐えられません!
早退する時は仕事を丸投げ。「あとはお願い!」の一言で帰宅してしまうので、毎回業務がストップして本当に迷惑です!取引先とのアポを忘れて早退し、代りに私が苦情を受けたこともあります。
そんな状態なのに、Aさんはいつも「休んで当然」という態度。「ごめんね。」や「ありがとう。」の一言もなく、むしろ「独身のあなた達には私の苦労は分からないでしょ!」とでも言いたそうな様子で、バタバタと帰宅していきます。
当然、職場全員がAさんのことをよく思っていません。(29歳・独身・食品会社勤務)
(2)「自分さえよければよい」という態度のワーママBさん
私の部署は、ほぼワーママで構成されている働きやすい職場でした。そう、Bさんが入社するまでは・・・。
ワーママが多い職場なので、子どもの運動会や参観日はもちろん、急な体調不良の時もみんなで協力!「持ちつ持たれつ」の関係で働いていたんです。
でも、Bさんは自分のことばかり!「休みを変わって欲しい。」、「この仕事は子どもが小さいから無理。」など要求度が高く、子どもを理由に休んだ時もフォローされて当然というような態度でした。
しかも、こちらがBさんに休みの変更をお願いした時には、「無理です。」と一蹴。そんな感じなので、もちろん仕事のフォローもしてもらえません。
同じワーママとして恥ずかしいくらい酷い態度で、最近では「早くやめて欲しい・・・。」という黒い感情を抱いてしまいます。(38歳・アパレル・3歳の男の子ママ)
いかがでしょうか?客観的に見て「これは嫌われて当然!」という態度が目立ちましたが、当の本人達は気付いてないのかもしれません。
そこで次では、「ワーママが嫌われている時の5つのサイン」をご紹介していきます。あなたは大丈夫!?早速チェックしてみましょう。
2.【今すぐチェック!】ワーママが嫌われている時の5つのサイン
(1)仕事でサポートしてもらえなくなった
子どもの体調に振り回されるワーママは、どうしても会社を休んだり早退したりしがちです。そんな時、周囲の人がサポートしてくれるのはとても有難いことですよね。
でも、もし急に仕事のフォローをしてもらえなくなったなら、あなたのことを嫌っているサインかもしれません。
・今まで気を回してフォローしてくれていた人が、急に必要最低限の作業しかしてくれなくなった
・仕事を頼んでも断られるようになった
このような時は、自分の態度を振り返るべきでしょう。
(2)素っ気ない態度を取られた
これまで普通に話していたのに突然素っ気ない態度をとられるのは、残念ながら嫌われ始めのサインです。
特に、周囲の人全員から素っ気ない態度をとられ始めた場合は要注意。あなたの悪い噂が、職場全体に広まっている可能性が高いです!態度を相当改めなければ、人間関係を修復するのが難しいかもしれません。
(3)大事な連絡をしてもらえなかった
仕事で大切な連絡をしてもらえないことが何度もある場合、相当嫌われている、もしくは恨まれている可能性が高いです。
このような態度をされると業務上大変困りますが、何か思い当たる節はありませんか?
自分に非がある場合は謝罪して態度をあらため、思い当たる節がない場合は上司に相談してみましょう。
(4)目をそらされた
心理学で「目をそらす」という行為には沢山の意味がありますが、「女性が目をそらし続ける場合」は、相手との関係を断ちたい!と思っていることが多いそう。
もし、職場仲間の女性に急に目をそらされ始めたなら、相手はあなたと関わりたくないと思っているかもしれません。
なぜ関係を断ちたいと思われているのか?自分を振り返ってみて下さい。
(5)雑談がなくなった
今まで雑談をして和気あいあいと過ごしていたのに、突然会話がなくなった・・・。このような場合も嫌われている可能性が高いです。
冗談や世間話をしなくなるのは、「仕事上で最低限のコミュニケーションしかとりたくない!」という気持ちの表れ。もとの関係に戻るには、相当な努力が必要でしょう。
いかがでしたか?いくつかチェックがついて、「私、嫌われているかも!?」と焦っているあなたへ。次でご紹介する、「嫌われないための6つの気遣いポイント」を試してみて下さい。
この6つを実践し続ければ、今嫌われていたとしても「あの人、最近変わった!」と思ってもらえること間違いありません。早速明日ら態度や言動を変えてみましょう!
3.ワーママだからこそ気を付けたい!嫌われないための6つの気遣いポイント
ポイントは6つ!ワーママだからこそ気を付けたい「気遣い」についてお伝えしていきます。
(1)「報・連・相」ができないワーママ
子どもの体調不良などで仕事を休んだり早退したりする場合には、「報・連・相(報告・連絡・相談)」を徹底しましょう。
「報・連・相」が一切ない場合、業務がストップし職場の人が困ってしまいます。社会人の常識として、必ず行うようにしましょう。
ただ、保育園からの急な呼び出しで慌てている時に、一から丁寧に引継ぎ連絡をするのは大変ですよね。託される方も、「えっ!?そんなこと急に言われても・・・。」と困惑してしまいます。
そこでおすすめしたいのが、緊急時に備えて【普段から自分の仕事内容や進捗状況を周囲と共有しておくこと】です。そうすれば、頼む方も頼まれる方も負担が少なく、スムーズにフォローしてもらえるはずです。
一人で仕事を抱え込み過ぎるのは、ワーママにとってかなりリスク!普段から周囲の人とコミュニケーションをとり、「報・連・相(ほうれんそう)」心掛けましょう。
(2)「子ども」を全面にアピールするワーママ
ワーママは仕事だけに集中するのは不可能。頭の中には、いつも子どもや家族のスケジュールがチラつきます。
しかし、だからといって「子どもがいて大変!」、「子どもの用事が終わらない!」、「子どもが風邪をひいて仕事が進まない!」など、職場で子どもを全面に出し過ぎるのは考えもの。
人間、自分と違う立場の人の気持ちは共感できないことも多々あります。
・望んで子どもを産んで自分の意志で働いているのに、なぜ愚痴を言うの?
・ そんなに子育てが大変なら仕事を辞めればいいじゃない。
と、ドライな考えを持つ人も当然いるのです。
このような人にとっては、過剰な子育てアピールは不快でしかありません。職場には様々な立場の人が混在しているので、子どもが特別かのよう発言はつつしみましょう。