夏の人気観光地・北海道。知床五湖や釧路湿原、洞爺湖など雄大な絶景を見られる観光スポットから、ラベンダーやひまわりなどお花畑スポットまで、夏の絶景に出会える北海道のおすすめ観光スポットをご紹介します。
【1】函館山展望台(道南)
香港、ナポリと並んで世界三大夜景のひとつである函館の夜景は、海に挟まれた独特の地形が特徴的。標高334mの函館山からの夜景は「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で三つ星を獲得しました。
函館山ロープウェイで山麓駅から山頂駅まで約3分。1階に山頂駅があり、2階にはレストラン、3階にはティーラウンジ、そして最上階に展望台があり、宝石箱のようなキラキラ夜景が楽しめます。また山頂には通称「漁火広場」と呼ばれる場所があり、夏から秋にかけて津軽海峡で行われる、真イカの漁の漁火が点々と灯る様子も見ることができます。
【2】洞爺湖(道南)
周囲43kmの、日本で9番目に大きな湖。コバルトブルーの湖面が印象的なカルデラ湖で、その美しい景観が訪れる人々を魅了します。洞爺湖の大パノラマを楽しむならサイロ展望台。洞爺湖をはじめ、中島、有珠山、昭和新山等を一望できます。また遊覧船に乗って洞爺湖に浮かぶ中島(洞爺湖の4つの島の総称)を巡るのもおすすめです。
例年4月末から10月末頃まで「洞爺湖ロングラン花火大会」が開催され、毎夜20分ほど洞爺湖の空に花火が打ち上がります。
【3】地球岬(道南)
室蘭市にある太平洋に突き出た岬。「北海道の自然100選」や「あなたが選ぶ北海道景勝地」などでも1位になっている、北海道を代表する観光スポットのひとつです。岬周辺は100m以上の断崖が14km続く景勝地であり、岬の先端には海抜130mに位置するチキウ灯台が佇みます。
断崖の上、高さ147.5mの場所にある地球岬展望台からは太平洋の雄大な景色を一望。地球岬という名前の通り、思わず水平線が丸く感じられる素晴らしい景色を見ることができます。
【4】羊蹄山(道央)
別名「蝦夷富士」とも呼ばれる美しく整った成層火山。6月下旬から登山ができ、7月上旬から8月上旬には標高1,700m以上の場所で100種類以上の高山植物を見ることができます。
また羊蹄山の麓には、1,200ha(東京ドーム約256個分)の作付面積を誇るじゃがいも畑があり、例年6月下旬〜7月中旬には星形のかわいらしい花をつけ、ピンクや薄紫、白などの鼻で埋めつくされた一面の花畑となります。
【5】ニセコアンヌプリ(道央)
冬にはスキー客が多く訪れる「ニセコアンヌプリ」。夏には「夏季ゴンドラ」が運行され(夏休み以外は土日が中心、運行日要チェック)、片道10分で標高1,000m地点へ到達します。山頂駅の周辺からは羊蹄山や洞爺湖を眺める雄大な景色が楽しめ、また下りのゴンドラに乗れるのも夏ならではの楽しみ。ゴンドラの往復乗車券に温泉入浴券がついたお得なセット券も販売されるので、利用してみてはいかがでしょうか。
【6】神威岬(道央)
北海道積丹郡積丹町の突端にあり、日本海に向かって大胆に伸びる岬。かつては女人禁制だったそうで、女人禁制と書かれた門から約770mの遊歩道「チャレンカの小道」を歩くこと約20分、330度ぐるりと大海原を見渡す先端に到着します。夏にはレストハウスにて、積丹ブルーにちなんだ、しゃこたんブルーソフトクリームが販売されます。
【7】島武意海岸(道央)
「日本の渚百選」に選ばれている海岸です。全長約70mの真っ暗な「島武意海岸トンネル」を抜けると、いきなり眼下に広がる、透明度の高い積丹ブルーの海に感動!急な階段をくだると海岸まで降りていくことができ、その透明度の高さを間近で確認することができます。
【8】小樽運河(道央)
全長1,140mの運河に沿って、石造りの倉庫や歴史的な建物が点在。石畳の散策路も整備されており、63基のガス燈が灯る夜はより一層ロマンチックな雰囲気になります。散策を楽しんだあとは、ぜひ約40分間の小樽運河クルーズを楽しんで。ガイドの案内に耳を傾けながら、異国情緒あふれる小樽の景色を楽しみましょう。