「クラウドファンディング」という言葉を聞いたことはありますか?インターネットを通じて、資金を集めたい人と、資金を提供する人を繋ぐサービスのことで、新たな金融のカタチとしてじわじわと定着しつつあります。しかし、名前は知ってはいても、みなさんの身の回りではあまり積極的に使っている人は少ないかもしれません。
2018年3月にベルメゾン生活スタイル研究所が女性を対象に行った「クラウドファンディングについて」の調査結果を紹介します。
※調査は2018年3月6日~19日、ベルメゾンデッセ会員女性2,952人(20代113人、30代651人、40代1,164人、50代868人、60代156人)に対して行われました。
クラウドファンディング「出資したことある」は7.5%
「あなたは「クラウドファンディング」をどの程度知っていますか?」という質問に対する回答は次の通りでした。
- 内容を詳しく知っている……6.3%
- 内容を少し知っている……37.0%
- 名前だけ知っている……29.4%
- 知らない……27.3% 「実際にクラウドファンディングを利用して、個人・団体に対して何らかの出資(支援)をしたことがありますか?」という質問に対しては、「出資(支援)したことがある」と回答したのは、全体の7.5%にとどまりました。
- ある……7.5%
- ない……92.5%
クラウドファンディングで出資してみたい?
「今後、クラウドファンディングで個人や団体に出資(支援)していきたいと思いますか?」という質問に対する回答は次の通りです。
- プロジェクトの内容に共感・賛同することがあれば支援したい……27.9%
- 支援というよりリターン(品物・権利など)が魅力的であれば利用したい……23.2%
- クラウドファンディングを特に利用したいとは思わない……26.5%
- 知らない・よくわからない……22.3%
クラウドファンディングにもさまざまな種類がある
クラウドファンディングには、リターンがない「寄付型」だけでなく、「購入型」「貸付(融資)型」「ファンド型」「株式投資型」といったようにさまざまな種類があります。例えば、「購入型」は集めた資金で新たな商品やサービスが開発され、金銭での見返りはありませんが、完成した商品やサービスが出資者に提供されます。
プロジェクトの内容だけでなく、出資者へのリターンもチェックすると、クラウドファンディングに出資するのがより楽しくなるかもしれませんね。
文・矢尾ともこ(ファイナンシャル・プランナー)
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