サーフィン当日!波乗りをするポイントを選ぶ
出発前に!波情報をチェック
どのポイントでサーフィンをするかは、「どこでどんな波が立っているか」を教えてくれる波情報のサイトを活用しましょう。「∔BCM波情報」や「なみある?」、「波伝説」が広くに使われているサイト(アプリ)です。
覚えておきたい洋服と持ち物
具体的な持ち物に関してはケースバイケースですが、ここではどんな場合でもほぼ共通していえる2つのポイントをお伝えします。
1つめはビーチサンダルです。温かい時期であれば、靴は邪魔になるだけなのではじめからビーチサンダルのみでいいでしょう。ただビーチサンダルは履きなれていないと靴擦れしやすいので絆創膏を多めに持っていきましょう。靴擦れの予感がしたら、クッション代わりにつかえます。
2つめは帽子。男性女性問わず、海から上がった後に髪型やメイクをバッチリ整えるのはなかなか面倒なもの。帽子があれば髪型はもちろん、顔もある程度隠せるのでとても便利です。
なお、車の場合は水(水道水)の入ったタンクも忘れずに。駐車場にはシャワーや水道がないことの方が多いので、水がないと体や板が洗えないまま車に乗るハメになるなど、サーフィンが終わった後に大変な思いをすることになります。
車にする? 電車にする? 移動について
電車、鉄道移動のメリット、デメリット
電車、鉄道会社によっても異なりますが、条件を満たしたものならばサーフボードは電車で持ち運べます。ある会社の条件は、「1.スケック(波きり/フィン)を取り外したもの 2.専用の袋(帆布製等)に収納したもの 3.高さ2m程度以内のもの ※ただしいずれも、特急列車及び駅長が混雑すると認めた列車を除く」としています。
電車だと行動範囲と時間が制限されてしまいますが、寝ている間に移動できる、海上がりにビールを飲めるなど、ちょっとうれしいメリットもあります。
電車移動で感じるデメリットが「サーフボードの運搬」だけに感じるとしたら、「ボードは海の近くにあるショップに預ける」という選択肢もあります。
車移動のメリット、デメリット
車で移動する場合は、ケースに入ったサーフボードを車の中か外に積むことになります。ケースに入れないとワックスが溶けたり、何かがぶつかって板にヒビが入ったりしてしまいますので、必ずケースには入れるようにしましょう。特に車外に積む場合は「他の車への配慮」という点もあります。
サーフボードは車の上に重ねて積みます。一般的にはルーフキャリアに板を置き「荷締めベルト」で固定します。ルーフキャリアがない場合は、ソフトキャリアという選択肢もありますが、固定のルーフキャリアに比べると積載量が限られます。
海に到着したらいくつかのポイントを自分の目で見比べて、どのポイントに入るかを決めます。車で移動をしている時の方がポイントの選択肢は広がりますので、やはりサーフィンは車移動がおすすめです。
なお車で移動している際、「サーフィンをしている人はいるけれど、ポイントガイドに乗っていない場所」を目にすることもあるかもしれません。そのようなポイントはローカル(地元サーファー)オンリーの「シークレットポイント」である可能性もあります。ビジターが入るとトラブルにもなりかねませんので、ポイントガイドに乗っていないポイントに入ることはやめておきましょう。
着替え
サーフィン体験やボードロッカーを借りている人などはサーフショップで着替えることができるので安心ですが、車移動の人はそうはいきません。
車移動の人は、車の中(もしくは車の陰)で着替えることになりますが、マナーにはご注意を。お金を払って駐車しているとしても、自分だけのスペースではありません。あくまでもそこはパブリックスペースなので「大声で話す」、「恥ずかしげもなく堂々と着替える」などは控えましょう。もちろん路上駐車はもってのほか。一部の心ないサーファーのために、多くのポイントで路上駐車がトラブルを生んでいることを忘れないでください。
なお、車の鍵はリーシュコードに鍵を入れるポケットがついていることが多いので、物理キーの場合はそこに格納しましょう。首から下げてもいいのですが、場所が悪いとパドリング時に痛みを感じてしまいます。スマートキー(電子キー)の場合は海水に入れたとたん作動しなくなるので要注意! 薄手のビニール袋に入れた状態でリーシュコードのポケットに入れたり、防水スマホケースなどに入れて海水パンツのポケットに入れたり、という手もありますが、やはり水没の危険は大きいので、スマートキー専用の南京錠付きキーボックスを購入して、車のドアレバーに装着しておくのがいいでしょう。