サーフィンが終わったら
岸に戻ったら、リーシュコードを足と板から外して手に持ち、車(もしくはショップ)に戻ります。車に戻ったらシャワータイム。とはいってもシャワーがないことが多いので、持参したタンクで体とボードを洗います。
着替え方に関しては、サーファーによって「自分なりの方法」が分かれるのもおもしろい点です。誰もが「タンク1杯の水」という限られた資源をいかに有効活用するかで試行錯誤をしています。
ちなみに、おすすめは以下通りです。
・大きめのタライ(収納ケースなどでも可)の中に入る
・そこでウェットスーツを脱ぎ、水着姿になる
・頭から水を浴びて、体の潮と砂を落とす
・溜まった水でウェットスーツやリーシュコードの砂を落とす
・水があまったらウェットスーツなどの道具をもう一度すすぐ
・タライ(収納ケースなど)の水を捨てて、車のトランクに入れる
タライの外でウェットスーツを脱いでも砂や泥がつかない場所の場合は、ウェットスーツを脱いでからタライに入ってもOKです。
冬はタンクに熱湯を入れておきます。2時間ぐらいサーフィンをするとちょうどいい温度に下がってくれているというワケですが、気温によっては熱湯のままということもあるので、頭から浴びる前に必ず水温をチェックするようにしてください。
なお、サーフショップを利用すればシャワーやロッカー、パウダールームが完備されているところも多いので安心です。
女子必見!ビーチガールズが知っておきたいこと
高橋みなとプロや水野亜沙子プロといった、チャーミングなプロサーファーの活躍も相まって、近ごろは女子のサーファーも増えてきています。
男子と女子で(特にビギナー段階で)大きく異なることはサーフィンにおいてはあまりありませんが、体格差がありますのでボードは男子よりもコンパクトなものを選ぶようにしましょう。
とても細かい点になりますが、女子の場合はサーフィン当日、水着を家から着用した状態で出かけることを推奨します。理由は訪れた先で、スムーズに着替えられとは限らないから。更衣室がなかったり、更衣室があっても同性同士は丸見えだったり、混んでいて時間がなかったり……。そんな場合でも水着さえ着ていればどこでも(場合によっては屋外でも)着替えられるので安心です。注意点はひとつだけ。サーフィン後に使う下着を忘れないようにする、ということです。