人集まる場所に出ると出会いが増える
次は「住む場所によって出会う人が変わる」という話です。前回、都会で仕事をすることのメリットをまとめました。こちらとは、少し違う距離感ではありますが、原理は同じです。
中心地に行くと、誘われる回数が圧倒的に増える
人の多く集まる中心地に出向く回数が増える、ということは必然的にたくさんの人との出会いを経験することになります。知り合う人が増えると、もちろん食事の誘いも増えることになります。
食事に誘われる回数が増えるなんてイヤだ。と感じる方も居るでしょう。だけど、誘われた後は、行くか行かないかの選択肢は自分に付与されます。大事な誘いだけを選択することができるのです。社会人の活動する時間帯というのは、平日は圧倒的に仕事終わりである「夜」が多いです。ここの出会いは、たとえ仕事関係の人とであっても、業務時間内とは違う刺激を得ることができます。
お金は常に流動的に動いているもの。それと同じに、情報も流動的なものです。目に見えるものや数字化できるものではないからわかりづらいですが、「誰から聞いたが大切」というように、情報には価値があるのです。人と出会うことや、会話を進めることは、自分にとっても必要な知識や経験や情報を得るためになります。
接待や会食など、ビジネスで関わりのある人と夜に食事に行くこともあるでしょう。これは、おもてなしの気持ちを伝えるという理由だけでなく、食事という無防備なプライベート空間をあえて作り、潤滑にビジネスの話を進めるためのツールでもあるからです。大事な話や重要な決断こそ、あえて私情をはさむ。こういった重要な場に出向く回数も増えるのです。
総合的な"価値"を見比べてみて
例えば、今住んでいる自宅から2万円の家賃が増えたとします。毎日どこかに出かけているとして、往復1時間の距離が短縮されることは、20~30時間の時間を買っているともいえるのではないでしょうか。時間は価値に置き換えられるものではありませんが、心身的な疲れを除きたいという方や、出会いや知識を深めたいという方には数万円に置き換えられない価値があるように感じます。
次の引っ越しはどうしようかな…と迷っている方は、ぜひ住む場所についてをよく考えてください。その土地で出会う人、それぞれの違いがあるのがわかるはずです。家賃は目に見えてわかる固定費でもあるため、一見躊躇してしまいますが、塵も積もれば山となるという言葉の通り、細かい出費を減らすきっかけともなります。自分の人生に大切にしたいものを優先順位をつけて判断すると良いでしょう。
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