あの人気者を発見!?
川から陸へ上がったかと思ったら、一瞬で大西洋の海に逆戻りです。ここにはイソギンチャクと魚たちが共生しています。
映画「ファインディング・ニモ」でお馴染みの「カクレクマノミ」がいました。映画で一躍知名度が上がった魚ですが、やはり可愛いですね!
イソギンチャクには毒があるのですが、カクレクマノミはその毒には順応しているので、外敵から身を守るためにイソギンチャクに隠れます。一方で体内に魚を隠したイソギンチャクは、彼らのエサの食べ残しをいただけることもあります。
両者にメリットがある彼らの「共生」。素晴らしい関係ですね!
映画「ファインディング・ニモ」でニモの相棒ドリーのモデルとなった「ナンヨウハギ」もいます。
ちなみに、彼女が主人公の映画「ファインディング・ドリー」がまもなく公開されます。それを記念して、サンシャイン水族館では7月15日~9月25日まで特別展<「ファインディング・ドリー」の世界展>が開催されます。こちらも注目です。
クマノミとイソギンチャクに別れを告げ、水辺の旅の行きつく先は「日本の清流」
どこか懐かしさを感じる日本の清流をイメージした水槽。派手ではありませんが、安らぎを与えてくれます。
流れにたなびく水草とそこを泳ぐ魚たち。植える位置などを細かに調整して、美しく見える構図になるように工夫されています。
水槽から足元に漏れ出している光は、水面の揺らめきを床にそのまま映し出しています。この光があることで水槽の外側にも水の流れが表現でき、より水辺の臨場感を感じられるのです。さりげない演出ですが、もし無かったとすると見え方がまるで違うことでしょう。
売店の奥の窓からは「天空の旅」のパフォーマンスステージを観ることができます。外で観るよりも遠目ではありますが、これからの季節なら涼しい屋内でベンチに腰掛けて観られますので「休憩がてらパフォーマンスを観てしまおう」ということもできます。