そびえたつ高層ビル群に佇む自然のオアシス。舞台は「天空の旅」へ
売店奥の階段を下り、館内入り口のドアを抜けると、ふんわりとアロマの香りが漂います。サンシャイン水族館では、館内の数か所でアロマが焚かれ、嗅覚からも南国の世界観を感じられるように工夫されているのです。
亜熱帯の植物に挟まれた小道を通り抜け、いよいよ「天空の旅」が始まります!
熱帯植物が彩る道を抜け、目に入ってきたのは「サンシャインアクアリング」。頭上の透明なリング内でアシカが回遊しているのを楽しめます。その様子は、まるでアシカが空を飛んでいるようです。
このように、真下からも見ることができます。思わずアシカに手を振る人がたくさんいました。
サンシャイン水族館のペンギンビーチは一味違う!
奥に進むとケープペンギンたちの水槽が。丁度フィーディングの時間で、スタッフのお姉さんたちがエサを与える場面を観られました。
なかにはヒナを抱えているケープペンギンも。
エサを与えるのもエンターテイメントにしてしまうのは、サンシャイン水族館の強みの一つと言えるでしょう。記念撮影のために、目の前までペンギンを持ち上げてくれます。このペンギンビーチは、ペンギンとの距離が非常に近く迫力満点です。
水族館の隠れた人気者が集合!「どうぶつたちの水辺」の魅力
ケープペンギンの向かい側には様々な小動物が暮らしています。写真はミナミコアリクイのドン君。大きな体でのっそりと木を登ったり、他の動物と遊んだりしていました。
ミナミコアリクイは歯がないので、ペーストされたエサが与えられます。離乳食のようです。
この動物はキンカジュー。本来夜行性なのですが、エサの時間だとわかっているようで、とても元気でした。
水鳥も泳いでいます。白い鳥はアヒルで、黒い鳥はベニバシガモです。
筆者が心奪われたのがムツオビアルマジロ君です。短い脚でよちよち歩く姿が、もう可愛すぎるぞ!
必見!アシカ・パフォーマンス
ムツオビアルマジロとミナミコアリクイに話しかけている少しアブナイ筆者の耳に、後方のステージから賑やかな声が聞こえてきました。どうやらアシカ・パフォーマンスが始まる時間のようです。
広報さん曰く、観覧の際はステージ横のこの席がオススメなのだとか。ステージが間近で観られる、まさに特等席です。
そのほか、車いす優先席や、パラソルのついたテラス席も用意されています。
ステージ上では2頭のアシカがご挨拶。写真手前のアシカの名前は「カリート」で、奥のアシカは「ハッチ」といいます。手を振ってくれたり、口の中を見せてくれたり、サービス精神旺盛でとてもお利口さんです。
伝統芸とも言うべき、鼻の上にボールを乗せます。さあ、カリート。成功なるか?そう思ったのもつかの間。いともたやすく成功!…けれどもお姉さん、まだ何か持ってます。
なんと、ボールの上にお皿を乗せた!絶妙なバランスでボールとお皿を鼻に乗せるカリート!すごい…ん?お姉さん、まだ何か乗せる気です。
何やらジュースの入ったコップを皿の上に…
乗せた!これはすごい!!客席からはいっせいに拍手がおくられます。
さらにそこからエビ反りに!
お客さんが投げたフープを首で受け取ったり。
鼻息でシャボン玉を飛ばしたり。めいっぱい楽しませてくれた2頭のアシカたち。サービス精神あふれるエンターテイナーでした!
アシカ・パフォーマンスタイム スケジュール
【4月~10月】
11:00~
12:30~
14:00~
15:30~
(夏休み期間のみ)17:00~
【11月~3月】
11:00~
12:30~
14:00~
15:30~