○月○日、社員Aさんは新プロジェクトのチームミーティングに参加する予定でしたが、会議室を間違えて打合せに5分遅刻してしまいました。
Aさんが謝罪を述べている時、通訳者AはNG英語を聞いてしまったのです。

◆NG文◆ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
I’m sorry. I was in a wrong meeting room. It was the first time for me.
(すみません、違う会議室にいました。こんなミスは初めてです。)
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

「何かを初めて行った」ということを表す時に、「the first time」という表現が使えますが、実はこれは「今後続いていく行動の初回」というニュアンスがあるので注意が必要です。

◆正しい英語◆‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
I’m sorry. I was in a wrong meeting room. It was a first for me.
(すみません、違う会議室にいました。こんなミスは初めてです。)
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

≪ポイント解説≫
【The first time】
※何か新しいことを始める時に、初めて行動を行ったニュアンス(今後続いていく行動の初回)
※通例、初めて行った行動を同じ文章内で説明します。
例:“Today was the first time I woke up at 6:00 and went jogging.”

【A first】
※普段あまり行わない行動を初めて行った(unusualな)ニュアンス
※通例、初めて行った行動の1文が最初にあり、その後にa firstがきます。
例:“I woke up at 6:00 and went jogging. That was a first for me.”

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