筆者は1年ものなら年0・35%、3年ものは年0・5%
さて、どのくらいの金利がつくか紹介しますね。いま、佐藤がやっているものは、1年ものなら年0・35%、3年ものは年0・5%です。
例えば、100万円を3年ものに年0・5%で預けると、3年で15000円くらいになり、税金などを引かれた後も12000円以上の利息がもらえることになります。
ノマドをしなくていいので楽チンでです。具体的な金融機関名は各都道府県で違うので、ご自分でネットで調べてください。韓国系の名前などの信用組合が出てくるはずです。
東京や大阪を中心とした大都市圏にはこうした金融機関はいくつもあります。調べたけれど、地元にはそんな金融機関は見当たらないという場合のために全国各地からネットで申し込めるものを紹介しておきます。
横浜幸銀信用組合のつばさ定期、SBJ銀行
一つは横浜幸銀信用組合のつばさ定期。300万円以上の預け入れで年0・3%。神奈川県に住んでいて組合員になるなら、年0・4%です。
また、SBJ銀行は韓国の大手銀行の日本支店。円定期は日本の預金保険の対象です。キャンペーン金利を頻繁に行い、現在やっているものは、初めての場合なら、1年ものなら年0・25%、2年や3年なら年0・3%。全てネットで完結します。 他にも特典があり、コンビニのATMやみずほ銀行、ゆうちょ銀行のATMの利用が毎月無料になります(回数制限あり)。また、ネットやスマホからの手続きで、他の銀行への振込手数料が月7回まで無料に。このサービスも魅力に感じる人は少なくないはずです。
今回紹介したのは、すべて、2021年6月のボーナスシーズン時点の金利です。 金利は日々変動しますし、他にも高金利をセールスポイントにする、円定期預金に出会うかもしれません。
そんなときにチェックしてもらいたいこと。落とし穴とまでは言いませんが、少し注意が必要な代表例を3つ紹介しておきます。
要注意1、仕組みもの定期預金
預金とつくので、元本割れのない安全安心なものと思いきや、ハイブリッド金融商品と組み合わせていたりするもの。
例えば、日経平均が今から満期までの3年間、今より2000円以上一度も下がらなければ、金利1%。そうならなかった場合、時には元本割れになるというものがあったりします。
元本割れがないとしても、急にお金を使いたくなった時の解約はできなかったりする。解約すると多額の手数料を負担が必要で元本割れになるといったことも多く、「仕組みもの」は十分に注意したい金融商品です。