いろんな銀行を探し求めて外資系金融機関へ
実は佐藤は、5年ほど前に持っていたマンションを売却し、一時的にそういった金額のキャッシュを運用していたことがあって、その時はいろんな銀行を短期間で渡り歩く、ノマド的高金利運用をしていたのです。
ノマド=遊牧民ですね。いろんな銀行のスタートアップキャンペーンを調べ、ここの銀行で6ヶ月、ここでは3ヶ月といった具合に渡り歩く。高金利な銀行を求めて探していて、出てきたのが外資系金融機関です。
外資系といっても、アメリカではなく、当時はオセアニアの外資系銀行でした。かつては、他が0・1%以下の金利しか出していないときに、年1%以上の円預金の金利を出していたこともあったのです。
在日韓国人系の金融機関は預金保険機構の対象か調べてから
そんなノマド的運用なんかしたくないし、そんな資金はないという方に考えてもらいたいのが、最近、目立っている在日韓国人系の金融機関です。銀行だけでなく、信用組合や信用金庫。
預ける前に、日本の預金保険機構の対象の円の定期預金か調べてから始めましょう。それなら、前述したように1000万円までの元本と金利が日本国によって補償されるからです。
信用組合で預けるポイントは
信用組合などは、リージョナルな金融機関なので、所在地の都道府県内に住まいか勤務先があることを預ける条件にしているところもあります。また、多くの場合は営業時間内に窓口に行って手続きすることも必要となります。
さらに、信用組合に預ける時には出資金を出して組合員になると金利が上がることが多いです。出資金は1万円くらいを求められますが義務ではないので、佐藤は1000円くらいしか出しません。このお金は組合を抜けた後に返金されるものですが、時間がかかったりして面倒なので、出来るだけ少額にしているのです。